症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家 ライフジャンプホメオパス世良純子です。
実は私自身が過去ホメオパシーの失敗で苦しみ、救急外来で病院に運ばれ手術を受けました。
そんな目に遭いながらその後ホメオパスになる人は滅多にいないと思いますが、そんな私だから言えることがあります。
手術後、他のホメオパスから正しいホメオパシーを受け「劇的」な改善がありました。詳しくはこちら。
その時、今まで聞いてきたホメオパシーの知識に多くの間違いがたくさんあったことを知り衝撃を受けました。
以後、私は海外の世界的ホメオパスの学校でクラシカルホメオパシーを習い、
自分の新規のお客様はホメオパシーで問題解決していっているわけですが、
一方、自分でレメディーを飲んだり、どこかでホメオパシーを受けてから具合が悪くなった、助けてほしいといった問い合わせも受け、ホメオパシーを使ってリカバリーするご依頼を受けています。
その私からホメオパシーで苦しんでいる方へ、よくあるご質問への回答をお伝えしたいとおもいます。
ホメオパシーの「反応」は「すべて好転反応」じゃない
ホメオパシーではその人の問題に応じたレメディー（砂糖玉）を飲んでいただき、親和性があれば反応がはじまります。
この基本理論があるため、反応があれば全部好転反応（悪化していずれ改善する悪化のプロセスがおきている）、全部毒だし、とクライアントに伝えているホメオパスがいるようです。
実はホメオパシーのレメディーには３アクションあります
- 全く的外れのレメディー → 反応しない
- ズバリ正しいレメディー（シミリマム）→ 反応する
- 少しあてはまっているレメディー（シミラー）→ 反応する
２シミリマムと３シミラーにはアクションに大きな違いがありますがが、日本のホメオパシー業界ではあまり知られていません。
②シミリマム
●主訴が悪化するがそののち改善する（つまり好転反応がおきる）
●主訴ではない症状が悪化して主訴が改善する
③シミラー
1.悪化： 悪化するが改善しない
2.反応： 悪化なく改善するが、改善がそのうちもとに戻る
3.プルービング： もともとなかったレメディーの症状が出てきて悪化する
4.抑圧： 一部の症状は改善するがもっと重い病気が出てくる
5.混乱： さらに、多種類のレメディーを一度に飲んでる場合、症状がどんどん増えてめちゃくちゃになる
６つのチェックポイントこの症状があれば、単なる悪化かも？
これが改善したい！(主訴）といってホメオパシーを受けたけど、その後・・・
上記の１：好転反応といわれ主訴の悪化を耐えているが、一向に改善しない
上記の１：主訴以外の症状が悪化して主訴は改善しないまま
上記の１：感情に変化があったことを好転反応といわれているが、その後感情は改善しないまま身体の症状も改善がない
上記の３：主訴は改善しないまま、ホメオパシー受ける前なかった症状が出てきて症状が増えている
上記の4：アトピーは治ったが、心臓は治らないといったように、より重い病気が改善しない
上記の１～５：ホメオパシー受ける前より全体的にしんどい、だるい、やる気がおこらない
ホメオパシーで本当に改善につながる好転反応があれば、なんとなく楽でバイタリティーが上がって行く感じがあります。
他にもいろいろあるのですが、簡単なところでは以上の６パターンにあてはまればそのホメオパシーは「好転反応」ではなく単なる「悪化」かもです。
とくにホメオパスから
悪化期間や悪化の内容について事前に説明がなければ尚疑ってください、
その人は「つどつどホメオパス」かもです。詳しくはこちらお読みください。
「好転反応」という名前の「悪化・ホメオパシーの失敗」はこれで乗り切る
好転反応を乗り切るために自分でレメディーをとると尚悪化する
ところがこのホメオパシーの「悪化」に陥っている時、クライアントに
自分でもレメディーいろいろ飲んでみて好転反応を乗り切りましょう！ホメオパス任せにするのは間違っていますよ！
などと、私から見れば
ﾉ(￣０￣;)＼ｵｰ!!ﾉｰ ﾔﾒﾃーーーー!!!!
なアドバイスをしているホメオパスがいます。
クライアントさんはただでさえ、辛いのに「自分でレメディー選んでのめ」といわれ
●ホメオパスでもないのにレメディーが正確に選べるはずもなく
●もともと出ている症状がレメディーでつくられた症状なので、その症状をもとにレメディーを選べば間違えるし
●ホメオパスが選んだレメディーに加え、自分でものむならもはや、どのなんのレメディーが作用しているのか全くわかりません。
だいたい、それでレメディーとったら次の状態の責任だれよ？・・・・・・・なんですが？？？？？
好転反応という名の単なる悪化をのりきる方法
上記の６パターンなら対処法は
①まず、レメディーを自分で飲むのはやめる
②次にホメオパスが出したレメディーも飲むのはやめる
③コーヒーを毎日飲む（レメディーの効果をキャンセルするアンチドート）
もしこれで、悪化が落ち着けば、症状の原因はレメディーだったってことですよね？
とくにコーヒーでアンチドートドートされやすいレメディーは、代表的なものでは
アンブラ グリシア、アナカルディウム、アウルム メタリクム、ベラドンナ、ビスムス、ブリオニア、カルボ・ヴェジタビリス、カウスティクム、カモミーラ、チェリドニウム メージュス、コニウム、ジェルセミウム、イグナシア アマラ、イオドゥム、カリ カルボニクム、リコポディウム、ナックスボミカ、フォスフォラス、フォスフォリック アシッドック、プルサティラ、ラストックス、ベラチュラム
などです。
ホメオパシーの混乱状態で病院にいっても痛みがあるのに「問題なし」と診断されることがあります(私もそうでした）。
医学的に何かがおきているのではなく、エネルギーの混乱で症状がでているので、医療でも解決できない場合があります。
とくに、混合レメディーを長期とっていればなかなかアンチドートは難しく、改善するには特殊なホメオパシーの処理が必要になります。
ホメオパシーは正しく使えば効果があるので正しく知ってよい価値をうけとってくださいね。
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※ここでいう症状とはホメオパシー症状も含みます。ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善、好転反応という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。
