症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。
ホメオパシーを受けてから具合が悪い、自分でレメディーを飲んでから悪化したという問い合わせをよく受け、リカバリーのホメオパシーを承っています。
日本では独自のプラクティカルホメオパシー(そう名乗っていない方もいるが)が主流で、効果がないばかりか悪化させがちな方法が拡がっています。
クラシカルホメオパシーでも正しい教育がなされていない学校もあります。
そう、ホメオパシーには実は「失敗」という概念があるのですが、そのあたりの知識がないため、悪化させるホメオパシーをクライアントが信じ込んで受け続けている事例があるのです。
以前ホメオパシーと副作用についてホメオパシーに副作用はあるの? って疑問への回答、 自然療法は全部安全か書きましたが。
この記事は、
- ずっとホメオパシーを受けているが改善しない方
- 自分が受けているホメオパシーが本当に効果があるのかわからない方
- 子供にホメオパシーのレメディーを飲ませているが問題が解決しない方
にお勧めします。
1.ホメオパシーのレメディーを飲んで半年たつが改善した症状がない
ホメオパシーは1か月目でも、あらゆるものが解決することがあります。ホメオパシー体験談。私のクライアントは、永年悩んでいた頭痛やメンタルの性癖が数か月で解決しました。
人によっては数か月で劇的に身体も心の問題も、仕事すら変わることもあります。
ただ、その結果がいつ出るかはホメオパスの腕にもよりますが、クライアントのお悩みの重さによっても違います。
また、もっている症状の数にもよりますが、効果があれば病院に行く回数も減り、完治しなくても悩みの数が減るはずです。
ホメオパシーは自然然治癒力に働きかけるものなので効果が出るまでに時間がかかるので軽いものなら3か月出ないなら6か月は様子をみたほうがよいです。
特に、抑圧的なアレルギー療法、ステロイドの長期使用や精神薬ホルモン薬の長期使用などをしている場合は効果が出るまでに時間がかかるので、6か月くらいは様子を見てもよいでしょう。
ですので、半年たってもホメオパシーで変化がない。
病院にたくさん罹っていたけどホメオパシーをうけても病院に行く回数が減らない、症状の強さも減らない。
それなら、そのホメオパシーは疑ったほうがよいでしょう。
2.全体的に楽になっていない、症状の数が減っていない
頭痛、アレルギー、不安症、自信がない、優柔不断、特定の人との人間関係、などなど・・・たくさんお悩みがあればあるほど自分の状態が良くなっているのか悪くなっているのかがわからなくなるようです。
全体的にホメオパシーを受ける前より元気になっているかどうか?をチェックしてください。
もしホメオパシーが正しく働いていれば、
- 以前より長時間集中できるとか、
- やりたいことが増えてそれをやっているとか、
- 長時間起きていても平気とか、
- 目覚めがよくなったとか
- 「元気になった感じ」の変化があるはずです。
また、症状はあまり減ってはいないけど、全体的に症状の強さが弱くなっている、全体的に何となく以前より元気になってきているならまだそのホメオパシーはよいでしょう。
反対に、全体が何となく良くなっていると感じないなら、そのホメオパシーは疑ってください。
3.花粉症・頭痛・爪かみなど一度は症状が改善してもまた症状が戻ってくる
私のところへはよそでホメオパシーに失敗した方から問い合わせがくるので、過去のんだレメディーを教えていただいています。
その中でよく聞く話が、
A.ホメオパシーは一応効果があったが、1年たって解決した問題がひとつもないというケースです。
不安がいったんよくなったのにまた出てきた。爪を噛む癖がいったんよくなったのにまた戻っている、頭痛がいったんよくなったのにまた出てきた。
結局トータルでいくつ症状があって減っているのかどうかがはっきりしない。
これはホメオパシーの効果がしっかり出ていない事例です。
B.また、頭痛がレメディーのんだらよくなるけどホメオパシーをうけないとまた出てくるから、久々にホメオパシーをうけると出なくなるからホメオパシー信じているといった話も伺います。
これ日本のクラシカルホメオパシーですら「良い」と教えていて、時に学校の先生ですらこの状態をホメオパシーの成功とおもっているようですが間違いです。
これはシミラー、本当に正しいレメディーがヒットしていない現象です。
クライアントをどんな頻度でホメオパシーを受けてもらっているのかにもよるのですが、本当にレメディーがヒットして戻らないように処置すれば症状は簡単に戻りません。
また、悪夢やアルコール依存症や、困った性癖なども一度改善したらそんなに簡単に戻らないはずです。
また、最初からホメオパシーでは治りきらない症状であり重さなら最初にその査定と説明があってしかるべしです。
なので、症状がいったん改善しても戻るならそのホメオパシーは十分に効果が出せていません。
4.一部の症状アレルギーなどが解決したが、他のもっと重い病気は治らない
アトピーはよくなったけど心臓病は治らない、もしくは一進一退していて、良くなっては悪化している場合。
心臓病とアトピーを比べるとアトピーのほうが軽い症状です。
2つある症状でより軽いものはよくなっているけど重い症状は改善していない場合、ホメオパシーでその人を抑圧・悪化させている場合があります。
この法則はクラシカルホメオパシーの講師でもよくわかっておらず、こんな危ないホメオパシーを人に教えています。
クライアントに症状がたくさんあった場合、改善するべき症状に優先順位があるのですが、それがわかっていないのです。
とくに改善している症状がアレルギーや花粉症などの場合、身体はホメオパシーでより深刻な状態に悪化させている場合があります。花粉症の事例を参考にしてみてください。
2つ症状があって、同程度のものが片方改善したが残りは悪化している場合は全体的には改善のプロセスの途中という場合もあります。
これはなかなかプロでないと見わけがつきませんか、
アレルギー系の症状が改善して他のもっと重い病気が変わらないか悪化している場合、そのホメオパシーは危険ですので疑ってください抑圧している可能性があります。
5.ホメオパシーで感情や心の問題を解決しないのはインナーチャイルドが原因といわれた
また、ホメオパシーで感情の問題を解決しようとしてうまくいっていない事例についても書きました。
日本ではヒーリングやスピリチュアルとホメオパシーをごちゃごちゃにしてっている人が多いです。
なので、単に正しいレメディーが見つけられていないことをスピリチュアル的なことが理由だといって誤魔化す(ただしやっているホメオパスは極めて真面目)事例がわりとあります。
悪夢がずっと続いている、パニック障害、立っていられない、あらゆる症状で苦しくて死にそう。みんなインナーチャイルドが理由といわれ、私のところへお越しになりましたが、普通に改善しています。
インナーチャイルド???????????です。
ホメオパシーの最中にほかの話を持ち出す必要性があるケースもあります。
ただし、十分改善しないうちにインナーチャイルドを持ち出すのはそのホメオパシーが効果がない可能性のほうが高いです。
【まとめQ&A】ホメオパシー療法の副作用と好転反応について知っておくべき情報と対処法
【まとめ】危険だよ!ホメオパシーセルフケアで自分でレメディを飲む前に知っておくべき知識6つ
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※ここでいう症状とはホメオパシー症状も含みます。ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。