治せないホメオパシ―やホメオパスが多い理由、ホメオパシー業界の闇

症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。

私がホメオパシーを習いはじめ10年ですが、私がはじめた時はまだ日本にホメオパシーが輸入されて10年くらいでした。

日本には独自につくられたプラクティカルホメオパシーもありますが私が習ったのはクラシカルホメオパシー、つまり症状を見てたった1つのレメディーを見つけ出す難易度の高いものです。

理由があって私は1つ目のクラシカルホメオパシーの学校を中退し、最終的に世界的ホメオパスがいる海外の有名校の日本校を卒業しました。

でもそれまでに当時の日本の学校のクラシカルホメオパシーのあらゆる学校の講座にゆきました。

学校をつくった責任者何人かと直接お話しする機会もあれば、まさに学校をいまからつくろうとしている人の事情も見てきましたので、業界も見てきました。

今私はプロのホメオパスとして活動していて「自分でレメディーのんで悪化した」とか、「どこかで受けたホメオパシーで悪化した助けてほしい」という相談をよく受けますが、

今日はなぜそんなことがおきてしまうのか?ということについて業界の構造にちょっと問題があるんじゃないかと思うので、そのことについて書いてみました。

ホメオパシーに興味を持つ人のきっかけとニーズ

ホメオパシー

ホメオパシーに興味を持つのは大体こんなことがきっかけです。

  • 子供が産まれたことを機に、薬に頼らない自然な治療をしたかった
  • シュタイナー教育に興味があってホメオパシーを知った
  • 自分が習っているヒーリングやスピリチュアルの縁で知った
  • 医療にたずさわる仕事をしていて西洋医学に限界を感じた
  • 自分の病気や親族の病気が治らないことをきっかけに興味をもった
  • 自分の人生や心に悩みがあってホメオパシーやヒーリングに興味をもった

つまり・・・・

  1. 自然志向のお母さん
  2. ヒーリングに興味のある人
  3. 医療関係の人
  4. 自分や家族が病気の人
  5. 自分が病気や心に悩みを抱えている人

この5タイプにザクッと分かれていました。

こういうところが軸になっているので、入り口が
自分自身が身体や心に問題を抱えているケースが多いんです。

学校のニーズ、お話し会やセルフケア講座からホメオパシーの学校へ誘導

ホメオパシー学校
ここからプロのホメオパスのホメオパシーを受けるとなるならよいのですが、

メオパシーというもの自体が文章を読んでもわかりにくいですから、ホメオパシーって何ぞや?を教える講座などを受けることから始まる場合も多いのです。

入口は「ホメオパシー相談会」であったり「ホメオパシーの講演会」であったりするのですが、そこで「ホメオパシーのセルフケア講座」に誘導されることが多いのです。

セルフケア講座とは「自分でもできる簡単なホメオパシーの安価な講座」通常数万円程度で簡単に受けられます。

たいていはその後、ホメオパシーの学校が経営的に、セルフケアをやっている方を数百万円かかる高額のホメオパシー学校へ誘導という形をとっています。

ホメオパシーに興味をもつ→ホメオパシーを受ける 

ホメオパシーに興味をもつ→お話し会や相談会へ(ここでセルフケアという場合もある)→セルフケアへ→プロコースに入学

つまり、ホメオパシー業界は顧客獲得経路が
「クライアント候補」と「ホメオパス候補」がごちゃごちゃになっているという業界構造があるのです。

ホメオパシー興味をもったら学校へ・・・の問題点

悪化か改善

普通身体が歪んでいるな~とおもって整体にいったり、体調が悪くて病院にいって、整体講座を聞いたらそのまま整体師や医者になるってことは・・・・・ないですよね?

ところがホメオパシーはこの集客ルートから、そもそも自分をケアしたくてホメオパシーを訪ねた人が、「なんとなく気が付いたらその理論に魅せられホメオパシー習ってます」というケースが多いのです。

では何故ホメオパシーに興味をもっただけなのに、ホメオパシーの勉強にはまる人がいるのかというと?

ホメオパシーでは、「頭痛という症状の奥に潜む心の原因」などを探し、該当しているレメディー(ホメオパシーで飲む砂糖玉)をご提案し、レメディーが効いて治癒するとその推察が正しいという理論体系なので、

頭痛が、ハンマーでたたくようといったその症状の違いによって、その頭痛が飲みすぎなどの物理的な問題からきているのか?昔の失恋からきているのか?潔癖な性格からきているのか?を言い当てることができるのです。

つまり、ホメオパシー理論を習うことはエスパーのごとく人の心を読む方法が習えるのです詳しくはこちら

誰でも一度は人の心を読みたいと思っているから、ホメオパシーを学ぶ人はココに熱狂的にはまるんです。

また、学校側としては数百万円の学費がとれるわけですから、ホメオパシーの実践で一人1回1万円~数万円とるより、ずっと儲かるわけです。

まあ…その業界にいる私がいうのもなんですが、悩んでいる人に「あなたこそ人を助けましょう!」みたいにすすめてゆくわけだからある種の資格商法にちょっと近いところはある・・・・・と思います。

もちろん学校経営している人がそのつもりなのではないのでしょうが。

ホメオパシー習うと消える、自分の悩みはどこへやら?

確かにホメオパシーの授業そのものが人を見抜くメソッドそのものの側面もあります。

また、身体に起こる症状と心の問題のつながりなども習えますから、最初の自分の身体や心の悩みの原因を知りたい!ってニーズが学校で授業を習うことで叶えられるわけですが・・・・なぜかそこでどんどん見落とされることがあるのです。

心の原則や原理を学ぶと、その原則が楽しすぎて、自分のことは棚の上にあげて、他人の心の推察に陥りがちです。

父は傲慢だからこのレメディーじゃないか?

友達はぶりっこだからあのレメディーじゃないか?と

他人を推察したくなるのですが、実はそれをやる前にやらなければいけないことが抜け落ちるのです。

人の批評はしても、自分を見ることができないホメオパスは人を治せない

友達がいない

私のいた最初の学校では卒業生達が「実践はすごく難しくって授業とは全然違うんだからね!あんたたち」と先輩が毎学年後輩に偉そうに言っていましたが、ほとんどの人は実践になるとその難しさに驚き、つまづきます。

どれだけホメオパシーの勉強できようが、その人の「あのひとはこうじゃないか?」と推察したレメディーがヒットせず、なかなか結果がでません。

しかも相手はこの病気直してくれ!彼氏ができるようにしてくれ!って言ってくるわけですから、プレッシャーとともにやらなければいけないわけです。
※ホメオパシーで彼氏ができるわけではありませんがこういう人割といるし、できるときはまあできますよ

理由は・・・・・・現代人は身体の症状が昔より抑圧されていて、薬も飲んでいる、なので教科書のようにクリアに症状がでておらず、心の状態からレメディーを推察するのはかなり難しいのです。

人の心も、優しそうに見える人が他人をコントロールしたいといった欲を隠していたりするので、その辺になると理論なんてわかっていても人生経験がない人は歯が立ちません。

ちなみに海外の人に言わせると、感情を隠す日本人のとくにサラリーマン男性は世界一見るのが難しいらしいです。

つまり、人の心をケアするために、他人を正確に見ることは相当難易度が高く、習った通りにやっても結果が簡単には出せないんです

プラス 人を見るにはある大切な経験が必要になります。

「自分の問題が的確に自覚できて」

「自分の問題が的確に人に話せて」

「それについてクッソミソ言われても受け止められるメンタルの強さがないとダメで」

「そこをホメオパシーで自分のことを治せた経験を自分が経ていないとダメ」なんです。

いやもうこれは本当にそうです・・・・。私も後輩からよくホメオパシーできない、できない、って相談うけますが、このプロセスを飛ばして人にやろう、人を治そう、人を助けるんだ!なんて甘い、甘いです・・・・。

自分も助けられない人は、人は助けられないんです

だってあなたは「1000万儲けられる!」とかいってる貧乏な人から儲ける指導受けたいですか?

もちろん全方向完璧な人なんていませんから、
ある部分はできていなくてもなにが自分の問題か?くらいはシビアにわかっていればいいのですが、自分の欠点もわかってなければ人を正確に見ることは不可能です。

このプロセスを経ていないとホメオパシー実践で・・・

人を正確に見れない→治せないという現実が待っています。

人を正確に見るということをしていると・・・

例えば「不倫している人は全員悪い」とか「勤めている人より自営が全員偉い」とか「あんな話をする人はダメ」とか人を狭い範囲で判断することは物理的にできなくなります。

つまり一定の価値観で自分を守ることができなくなってくるんですね~。

また、被害者になることもできなくなります。

嫌な人から嫌味を言われるのもそんな隙がある自分だから言われるわけだし、撃退できない自分がいるから言われるだけだし。

騙されたのなら、信頼した相手が悪かったわけだし。なぜ信頼したのかって問題があるわけだし。

夫に暴力ふるわれるのはそんな夫を選んでいるからだし。周りを説得できないのは自分に何かが足りないからだし。

自分の最低なところを認められない人ほど弱いってわかるし。まだ感情のコントロール頑張ってるの?あなたが知らない4つの感情の法則

人の人生に「良い」も「悪い」も絶対的な価値観もない、ということがどんどんわかってくるはずです。

心ある学校もあります。自分をみつめることを徹底してやらせるホメオパシー学校もあります。

ちなみに、私は自分の師からクッソミソボロクソ何度も何度もいわれ、ここまでひどい事いうか?っていうくらいボコボコに叩かれました。

・・・・・が、実際はここのプロセスを学校がちゃんとフォローしていない例もたくさんあるわけです。

ま、ここを妥協せずやる学校というのはなかなか経営難しいとは思いますが・・・。

というのは、課題を出して一定以上点数とれば卒業させないわけにはいかないでしょうし、自分の問題なんて全然みえていなくてもそこは何で測るのって話になると生徒からクレーム来ますよね?

なのでね・・・・・・・

話は戻りますが卒業してもホメオパシ―できない、実践で歯が立たない治せない、って人すごいたくさんいるんですよ。
つまり高額学費払ってもホメオパスに慣れない人多数という現実があります。

だけど卒業したら一応全員ホメオパスなんですから、自分のマネタイズもしたいでしょうからなんとかかんとかして人を治そうとか、ケアしようとか、それでお金をいただきたいとか、みんなするわけです。

なので当然失敗する

いえ、実はその失敗は人をケアすることを軽ぅ~く考えていた結果なんですが、それすら自分では全然わかってないわけです。

ある流派は、クライアントが身体と心の問題で悩んできているのに好転反応がでたからと「自分で自分をケアしろ、自分でレメディー選べ」とかクライアントにいうわけです

・・・・・・・・・できっこないですよね?本人は悩んできているのだから自分が見えてたらそもそも悩まんでしょう。

だから「ホメオパシー受けたけど具合悪いんです助けて~~~」って問い合わせが来るんですが。

①ホメオパシー学校が、経営なりたたせるために悩んでいる人を悩みを抱えたままホメオパスにするから。

②悩みが解決していなくても、経営的に生徒を一応卒業させて一定の満足を得ていただかなければいけないから。

③ホメオパシー業界に資格なんてないから、その人たちは野放しだから

④そもそも日本で人の心を扱う仕事が「誰でもやったらいいわ」と軽んじられているから

エスパーは簡単じゃない、自分を見ることは・・・・・なかなか大変ですぞ!!!

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※ ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全て薬をやめさせることは間違いです。

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