ホメオパスではない人が、苦しい感情を手放すために!とホメオパシーのレメディーを自分で飲むと悪化する理由5つ

症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。

私はホメオパシー無料メルマガをご提供しているのですが、その中で最も混乱した状態で来る質問があります。

「●●●で悩んでいて自分でレメディー飲んでいますが今一つ効果がありません、レメディーが見つけたくて登録しました」
「●●●で悩んでいて自分でレメディーとってから具合が悪いので助けてください」というものです。

●●●には、たいてい身体の悩みと一緒にメンタルや感情の悩みが書いてあります。

以前ホメオパスではない人がホメオパシーのレメディーを自分で飲むと危険性が高い理由5つ、アンチホメオパシーの弊害という記事を書いたのですが、今回はセルフケアで一番危険な「メンタルの問題に自己判断でレメディーをとる危険性」について説明したいとおもいます。

①ホメオパシーに興味をもつ人は精神や感情に問題を抱えている

悩み

ホメオパシーは自然療法の一種で、ヒーリングやスピリチュアルの一種でもあります。

通常身体に問題を抱えていて、自然の力でケアしたい方や、西洋医学で治らなかった方は、漢方や整体、鍼、温熱療法などを先に試し、代替療法の最初の選択肢としてホメオパシーはあがってきません。

また、これらの療法とホメオパシーの決定的な違いは「心の問題と身体の症状のつながり」のケアに強い点です。

ですので、ホメオパシーに興味がある方は、たいてい心に何か問題を抱えています。

意識的な場合もありますが、無意識的に自分が癒されたくてホメオパシーに興味を持つ方も少なくありません。

以前ホメオパスはメンタリスト?エスパー?心の悩みに正解・不正解があるホメオパシーという記事で、ホメオパシーではレメディーがわかると「その人の心が読める側面がある」ことをお話しましたが、悩んでいる人ほど「自分に適合するレメディー=原因探し」に興味をもちます。

②需要と供給は一致するけど、問題だらけのホメオパシーセルフケア

ホメオパシー

日本ではカウンセリングやセラピーは一般的ではなく、精神を病んだ人が受けるものという感覚があります。

出世したからといってセラピーを受けませんし、夫婦仲がこじれたと夫婦で前向きにセラピーに通ったりもしません。

なので、そもそも「自分の悩みの原因は?」を見つめ直す方法が身近にありません。

ところが、個別にカウンセリングを受けるということはハードルが高く、ホメオパシーセッションもいつでも気軽に受けるものと認識されていません。

そんなニーズにぴったり一致するのが「ホメオパシーのセルフケア講座」です。

「簡単に自然療法者になれる!」と宣伝しているので、「自分もケアするけど他人のためにも」となり、ぐっとハードルは低くなります。

自然療法に興味のあるか方も来るのですが、メンタルや感情に問題を抱えた人がセルフケア講座に行きます。

以前、安全にセルフケアをうけていただくためにセルフケアの範囲は?ホメオパシーのレメディーを自分で飲んでトラブルを起こさない方法という記事で、ホメオパスではない方が、セルフケアで心のケアをすると危険と書きましたが、現実は感情までケアできると教えている講座もあります。

また、教えていなくても習ったらレメディーを自分で飲みたくてたまらなくなるんです。

精神疾患ほどではないけど、心に問題を抱えている方はしばしば講座を受けるのですが、習っているうちにモヤモヤしていた自分の問題はどこかへ隠れ「他人や家族をケアしたい」というニーズにすり替わります。

つまり、需要と供給は一致しているのですが、ケアする側に立つことで、自分の問題を知ることからかえって遠ざかるのです。

③メンタルに問題のある人は自分のことが客観的に評価できない

悪化か改善

心の問題はメンタルとエモーショナルに分かれます 詳しくはコチラコチラの記事をお読みください。

メンタルの症状は「誤った考えにとりつかれる」といった状態。エモーショナルの症状は「イライラ、嫉妬、寂しい」といった感情のコントロール面のことです。

実際はプロとしてホメオパシーを他人にやるなら、このメンタルとエモーショナルを分けて、どの程度病んでいるか?を正確に査定できなければいけません。

しかし心に問題を抱えている方は、このあたりがごちゃごちゃになっていて、自分で自分がよくわからない状態にあります。

例えば、毎日夫にイライラして離婚したい!とかいいながら決して離婚しようとはしない人は・・・・

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”kyari1.jpg” name=”妻”]
ホメオパス世良
ホメオパス世良
私、職場の先輩に嫉妬していてその人のほうが出世したから仕事へのモチベーションも下がって結婚に逃げることにしたの。

急いで結婚したから夫が本当は好きじゃなかったの、だから今は不満だらけ。
でも、これというのも私の選択のせいなんだけど、一応夫お金もっているから一緒にいることにしたのよ。

だってリスクしょってまで働くのってしんどいから文句言って人のせいにすることにしたわ、私ずるくて弱いの、おほほ![/speech_bubble]

こんなこと自覚してすらすら言う人はいません。

たいていは、

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”kyari1.jpg” name=”妻”]夫、夫が悪い私被害者!![/speech_bubble]

と、他人事のようにいうわけです。

その夫と結婚するのを選んだ責任や、そんな関係をつくった責任は天から降ってきたかのように考えています。

理由はコントロールできない怒りや苦しみの感情があって、自分が何をやった結果こうなったのかを客観的に見ることができないくらいメンタルが不健康だからです。

加えてそれらを客観視できると、自分の問題が見えてくるから自分が行動しなければいけない。

それができるほど強くないから、自分に都合のよい解釈をして狭い範囲から自分の事情をとらえて他人のせいにするんです。

そう、夫という他人のせいにするのが最もエネルギーをつかわないですむからです。

これは夫に限らず妻、母親、彼氏、上司、会社・・・・・誰にでもあてはまりますよね?

さて、ホメオパシーでは問題の中核をあてなければレメディーが効かないという側面があるため、しばしば夫に尽くす妻が、実は夫をコントロールして自ら別れないようにすがりついてている(だから人をコントロールする人のレメディーがとても効く)といったことがあります。

つまり、人は自分にすら嘘をつくのです。

そもそも自分の状況査定ができていたら、その人は心に問題など抱えていないし。

問題を抱えていることを自覚していれば、自主的にカウンセリングなり、何かの方法なり、ホメオパシーセッションなりを受けると思うのです。

カウンセリングに通ってうんうんいいながら泣く、そういう人は弱っているとか言いながら、実は強くて案外自分のことしっかりわかっているんです。

「セルフケア講座にゆく心の問題に興味のある人」は、しばしば自分が問題を抱えていることに自覚がなく、受けているうちに他人や自分のことはわかっていると思い込みがちです。

また、昨今は講座にいかなくても本で気軽にレメディーが選べるし、プロが使うような強い作用のレメディーだって簡単に手に入るようになりました。

私は赤ちゃんに包丁販売するようなものだと思うので、とっても危険だとおもうのですが、ホメオパシーは効果が認められていないのでこのあたりが野放しです。

④メンタルや感情に問題がある人やスピリチュアルに興味のある人がホメオパシーでやりがちなこと

ホメオパシーとホメオパス

こういう人に限って、人にカウンセリングをうけるのはプライドが許さない、とかそこまで必要ない、自分のことは自分でわかっていると思っています。

そして確かに最初は自分でなんとかケアできる程度なのかもしれません。

でもその状態で、自分を知る方法を学べば・・・・・

当然、ホメオパシーレメディー自分で選んで飲んでみたくてたまらなくなるわけです。

そして自分でレメディーのみます・・・・・・・。

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ところがね・・・・・・・・・・。

全然レメディーが効かないんですよ。

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・・・・・・

・・・・・・

でも、こういう人はたいていそれを認めません。

まともだったら、自分で3回くらい飲んで「あー自分でホメオパシーやるのは無理だなあ」とか「効かないなあ」って気づくはずなんです。

そう、そこでやめていれば問題にはならないんです。

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・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

ところが、心は見えないから効いているかどうかは自分の感覚でしかない。

本当はホメオパシーってそんな曖昧なものではないのですが、曖昧じゃないホメオパシーを体験したことがないから余計に分らない。

しかも、病んでいればいるほどどんなレメディーにも反応しやすいから自分に効いているかどうかなんてますますわからない。

くわしくはこちら

そうなると、なんか反応したら「あれ?効いたかも?」「いやすこし効いたような・・・」「でもよくならない」

そうやってどんどん自分を過信して、ホメオパシーの本を読むたび

「このレメディーも自分に当てはまっているような気がする」

「あのレメディーも自分に当てはまっているような気がする」

「そのレメディーもここは自分に当てはまっているような気もする」

とかいって、気が付いたらあれも、これも、どれも・・・・場合によってはそのレメディーの後にとってはいけないレメディーとって・・・・ってどんどんレメディーとってずぶずぶホメオパシーにはまるんです。

場合によってはもっと強いものを!!と強い刺激をあたえて

はい、気が付いたら立派な混乱、レメディー飲む前より悪化

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”kyari2.jpg” ]すみません、胃がいたくて、
頭にもやがかかって、虫が這っているようで、立っていられなく、
胸がくるしく、目が痛いですこれホメオパ シーの影響でしょうか?
助けてーーー!!!!![/speech_bubble]

泣き叫ぶ女性

ってなるんです。

⑤ホメオパシーでセルフケアするならプロの手で自分をケアしよう

解放

このマイナススパイラルをもっと問題にしているのが、メンタルのバランスを崩したままプロのホメオパシーのプロになろうとすることです。

ホメオパシーは学校を卒業してもプロのホメオパスになかなかなれない、収益化しないというのが業界の問題なんですが、その一つにこの構造があります。

本当のところ別にホメオパシーの仕事したいと思っているわけでもない人を、経営のためにプロ養成校に誘っているからです。

学生のうちに自分の問題を解決しようと本気でとりくむならまだいいのですが、たいてい自分の問題を見たくない人は見たくないままです。

私が知る限りこんな状態で膨大にお金をかけて勉強しても、プロになった時に人をケアできないことに気づきます。

かけた膨大なお金は全く帰ってきません。

これって癒されたい人が癒されないままスピリチュアルやヒーラーをやっている構図に似ています。

やっている人はそんなつもりはないのでしょうが、やりたいこともみつからないまま心の勉強が面白いとおもいはじめると、何もみつかっていないから、気づくと「癒しの仕事」だけが自分の使命にみえしまいます。

いや、もしかしたらそう「思わされている」のかもしれません。

実際私のところにも、家族、仕事、パートナーシップ、あらゆる問題を抱えている人や、やりたいことがわからない…とか言っている人が「夢はヒーラーとして少しでも稼ぐこと」とか無料相談にきます。

つまり、自分では自分のこと全くわかっていないのです。

あなたが反対の立場だったらどうですか?そんな人に相談したいですか?

もちろん誰も完璧ではありませんが、もうすこし自分で問題解決してから人を癒す仕事に就くべきです。

「セルフケアで簡単な身体の症状だけをなんとかしたい」その程度のニーズならセルフケアもよいでしょう。

でも心に問題があるから自分でホメオパシーのレメディーを飲むのは危険です。

理由はヒットしたら本当に反応してしまうから、その後思うとおりに生態を動かせないなら、混乱して悪化するリスクの方がが高いからです。

やるならほかのヒーリングやスピリチュアル、ボディーワークのほうがずっといいです。

とにかく自分の感情の問題を解決するといって自己流でホメオパシーすることは、一番おすすめしません。

ホメオパシーセルフケア、やるなら範囲を守って心のケアにレメディーはとらない。これが安全にセルフケアを受ける方法です。

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ホメオパシー体験談

※このサイトにおける「症状」とはホメオパシーの症状を含みます。
ホメオパシー の説明上、好転反応、治療、治す、改善という言葉を使用しておりますが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果、改善する場合があるということを目指すものであり、医療行為や治療行為ではありません。
レメディーは薬ではありません。医師からすすめられた医学的に必要な治療は必ず受けることを推奨します。
医療行為や治療を拒否することをすすめ、ホメオパシーのみで治そうとする行為や、薬でバランスをとっているときに全てやめさせる行為は、ホメオパシーとして誤りです。

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