ホメオパシーが心や人生の悩み改善に時間のかかる、効きにくいケース~感情の問題4つ

症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。

2回にわたりホメオパシーが効きづらいメンタルブロックの事例 と ホメオパシー適応外の身体の症状を紹介してきましたが、今回は最も判断が難しい感情の問題を抱えホメオパシーで効果がでづらいケースについてお話ししましょう

1.感情が完全に死んでいる

死

非常に強いトラウマをうけ深いところで感情が死んでいる。

ずっとむかしからひどい虐待を受け続けていた事例などです。

 

そのことが身体化していろんな症状が出てくのですが、一度死んだ感情が生き返るのはなかなか容易ではありません。

 

ここまで重くなくても異性とつきあったことがありませんという方は自覚しないくらい深いところにトラウマがある場合があります。

その場合は鬱などを患っている人くらいにレメディーをいれなければトラウマを思い出せない場合がありあmす。一方トラウマに触れ始めると状況がうごきはじめます。

 

虐待や性に関する傷は重い場合が多いです。

 

2.環境に治癒を妨げる感情的対立があり、深層意識で本人が治りたがらないケース

2-A.病気や鬱が治ると自立や責任問題に直面しないといけないから治りたくない

ニート

通常の鬱の方であれば良くなっている方はたくさんいます。

しかし、欝だという申請をして生活保護のお金をもらって暮らしている方を治療するのは非常に難しく、5年~10年かかる場合もあります。

 

普通のアロパシー医学の体系の中では、こういう人たちは欝で障害者年金をもらっている人はそのまま放置されますが、ホメオパシーなら手助けできます。

ところが本人が治りたいと言ってホメオパシーに来る場合もあるのですが、受けに来ながら改善してくると、改善することに抵抗する場合があるのです。

理由は、良くなって病院が必要なくなったらその状況を脱出しなければいけなくなり、就職活動や自立するという厳しい現実に直面しなければいけなくなります。

 

治ることは自由でもありますが、責任も生じるのです。

なので、途中までは改善するのですが、自立が見えてきたとき本人が無意識的に治ることを拒むのです。

 

例えば、外出できるようになったら理由をつけては挑戦しない。

就職できるようになったから別に働きたいわけではないなどといいだし、逃げて来なくなるパターンがあります。

 

2-B.家族などを罰するために病気でい続けたいケース

親子喧嘩

鬱やパニック障害などの感情の問題を抱えている、または身体に病気をもっている女性がいるとします。

その人は家族と良い関係ではなく、親がいつも夫婦喧嘩をしていたりします。

父親が自分のやりたいことを反対したせいで望まない仕事につかざるを得ず、仕事が合わなくて病気になり退職しました。

父とは15年口をきいていないけれど、父親に経済的に依存しているからその環境から抜け出せないといったケース。

 

その深層心理を見てみると、その女性は心や身体に病気があることで父親に罰を与えているのです。

 

「あなたのせいで私はこんな病気になりましたよ・・・・・」

 

その状況を父親のそばでずっと見せることが、父親への報復でもあるのです。

 

こういうケースは、非常に深いところで父親への憎しみがあり、さらに深いところでは父親への愛情と執着があります。

 

こういうケースの人は、ホメオパシージプシーやヒーリングジプシーをしていることが多いです。

 

いろんなところへいっては、あのホメオパスのせいで治らない、あのヒーラーのせいで治らないとずっと文句を言い続けて父親を罰して自分をごまかしています。

また、自分自身の本当の問題について理解しておらず、嘘をついたり、正しい情報をホメオパスに言わない場合もあります。

こういう人は途中で来なくなることが多いです、その人はどんなセラピーも受けられますが、どれも続きません。

このようなケースはホメオパシーのレメディーのみだけではなくヒーリング的なアプローチも必要です。

 

2-C.もっと強くならなければその状況から抜け出せない時

離婚

日本でとても多いケースでシンデレラ症候群でもあり、2-Aケースと似ています。

例えば仕事や進路で悩んでいた時に会社を辞めたくなって、相手の男性は社会的地位もお金もあって、そこそこ好きで結婚します。

ところが結婚してみたら夫の母親姑に対して強い憎しみを感じるようになったし、夫のことも本当に愛しているわけではないと気づいた。

その女性は遅かれ早かれ、頭痛とか恐れとか、軽鬱とかいろいろな症状をもつことになるでしょう。

 

その理由はその人を病気にしているストレス源の人間関係が生活環境の中にあるけど、それが変えられないからです。

 

 

ホメオパシーで一定までよくなってもそれ以上劇的には変わらない、治療してなにかよくなっても別のことがよくならない。

理由はレメディーで改善しても、それ以上にストレスがかかりつづけているから、ホメオパシーをしながら効果を帳消しにする強い薬を併用しているような効果の拮抗がおこります。

 

彼女が根源的に改善するには夫と離婚するなど、環境を変える行動をとる必要があります。

 

しかしこの場合、夫から離れたら子供をいい学校に通わせられないとか、働いて稼ぐ気はないとか、他人が原因のいろんな理由をつけては自分の問題に向かい合おうとしない人がいます。

 

ここでポイントになるのは、この状況は本人が選んでつくったので自己責任だと気づくこと。

そしてその責任をとる強さを持つと覚悟することです。

 

このケースの場合、エネルギーがあがってクライアントが自分の選んだ人生に客観的になれば、自ら環境を変えるだけの強さをもちます。

この大きな行動をおこす事例、永年気づかなかったやりたかったことに気づいて行動するケースなどは多々ありますが難易度は高くなります。

 

こういうケースはホメオパシーをしながらヒーリング的「気づき」を与えるアプローチが必要になります。

 

これは私自身が体験しました。

合わない会社に勤めていることはわかっていましたなかなかが辞められず、ホメオパシーでどんどん身体はよくなりましたが、ある時期から一定以上改善しなくなりました。

その時期私はホメオパスから何度も「何も持たずに会社をやめるように」言われていましたが、なかなか辞められず、あるときとうとう倒れました。

そして退職した後改善がまたはじまりました。

 

3.状況とバランスをとるために症状がでる場合

介護

避けることのできない家族の問題。知的障害の子供、自閉症の子供、家族に認知症の人がいてそのケアをするなどの状況。

だからといって鬼のように家族を捨てることはできない場合。

これも非常に本人に重い感情面のストレスを与えます。そのこ2-Cの環境を変えるのがより難しいケースともいえるでしょう。

 

その状況とバランスをとるために手段として症状が出てくる場合があります、本人も病気があるからすべて家族の犠牲になることはできず自分が休むのに病気が必要になります。

 

ホメオパシーのレメディーを与えると症状は変化するかもしれないけど、症状全ては改善しません。

何故かというと本人の症状がきえるにはその状況への態度を変えるためのものが必要だから。

こちらも深いヒーリング的なアプローチが必要になりますが、本人が改善を望まない場合もあります。

 

4.浮気・不倫、性活動における悪習慣や秘密

浮気

女性でもいますがとくに男性です。

妻以外に愛人がいて妻も愛人も騙しているがそれを辞めるつもりがないケース。

これも2-Cに近いのですが、罪悪感は感じているが正直に認められないので、ずっとストレスがかかり続け、マイナスの作用がかかるため一定までは改善しても一部の症状はよくなりません。

 

これもつきつめると「弱くて自分がつくった状況と向かい合い環境を変える強さがない」ケースでしょう。

 

それから結婚をしているがホモであって誰にも伝えていない、カミングアウトしていないので時々男性とセックスしている。

こういった生活習慣が長い期間続いている場合も同じ事がおこります。

これと似たものとして、都合の悪いことを隠し続けている、嘘をつき続けているというケースがあります。

ホルモン系に症状があるが、中絶したことを断じてホメオパスに話さない、といったケースもずっとストレスがかかって改善を妨げるケースに近いでしょう。

 

自分の問題に向かい合い行動する覚悟を決めれば人生も変わる

ジャンプ

非常に腕のあるホメオパスのケースに立ち合っていましたが、劇的に改善しても、改善して自立しなければいけなくなると、クライアントがなんやかやと文句をつけて辞めてゆくのをいくつか見たことがありました。

また、永年ヒーリングをうけまくっている、スピリチュアルセミナーを受けまくっている、自己啓発を受けまくっているが何も変わらない「真実追及」が趣味にいなっている方、たくさんいます。

2016年の冬に重要なホメオパシーのセミナーを開催しました。

いずれ教材として販売する予定ですが、人生を劇的に変えられる人と変えられない人の違いについてです。

ホメオパシーを受けることで自分に対する「気づき」は加速されますが、自分の症状が自分が自ら自由になる人生を選んでいない結果と気づけたとき、

 

  • それを人のせいにするか?自分のせいにするか?
  • その葛藤に向かい合う覚悟があるか?ないかで結果が違うのです。

 

ホメオパシーを受けるなら、自分の抱えている葛藤に向き合うと覚悟を決める必要があります。

 

人生を変えるにはしっかり自分の問題に向き合う必要性があります。

なので現在私は私は単発でホメオパシーを承っておりません(継続の方には受けております)。

半年か1年のスパンでホメオパシーを承っているのも同様の理由です。

なので、本気で自分の問題を解決しようと意を決してお越しになる方がほとんどです。

セミナーでも説明しましたが、永い間治らない症状をお持ちの方は、たいてい「心の底から納得できる本来の人生を生きていない」という問題が背景に隠れています。

反対に、その問題に向かい合うときめればホメオパシーは、その方の人生ははっきりと変わりだす力になります

あなたがもしホメオパシーを受けたいなら、本気で身体や心の症状を解決したいなら、その問題にコミットすると決意して受けてください。

 

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※ここでいう症状とはホメオパシー症状も含みます。ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。

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