ホメオパシーがバッシング受けるのは妄信するから!レメディーで効きにくい病院で治療すべきケース~身体編

ホメオパシー効果なし症状

症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。

ホメオパシーがバッシングされる理由のひとつに医療ネグレクトがあります。

病院で受けるべき治療をホメオパシーによって妨げてしまい、手遅れにさせてしまうという事です、これは私自身が経験しているので懸念している点です。

この問題はそのホメオパスのやりかたのまずさもあるのですが、ホメオパシーで扱ってはいけないケースを理解していないせいもあります。

前回ホメオパシーで効果が出にくいメンタル面に問題がある人のケースと受けるときの留意点について書いたのですが、今回は身体の症状によっては適応外だったり効きにくい事があるので、その事例についてご説明します。

この記事は

  • ホメオパシーならなんでも治るとホメオパスに言われた方
  • 西洋医学を使うのは危険と思っている方
  • 身体の症状がずっとホメオパシーでよくならない方

におすすめです。

目次

1.腎不全、肝硬変、恒久的な臓器の障害

臓器

臓器が無くなっているのにトカゲのしっぽのように復活はできません。

また、機能不全ではなく、腎臓なり肝臓が構造的に障害をうけた場合もホメオパシーで改善できません。

肝硬変の末期、腹水たまっておなかぱんぱんに腫れる、これはなかなか治療できません。

ただし、肝不全は治せないのですが、それによって生じた感情面の問題は対処できます。

腎不全とか、透析うけていても治療はできますし、透析の副作用をホメオパシーでケアはできますが、臓器をもとの状態には戻せません。

2.とげ、骨折、力学的な障害がある場合

骨折

ハーネマンのオルガノン(ホメオパシーの原典)にも記載されていますが、力学的になにか障害があるときはそれを取り除かなければホメオパシーでは治せません。

 

手術の後のホメオパシー併用は有効ですが、とげが刺さっているなら抜くのが先。

肛門が閉じているなどの場合も手術などで開けるのが先で、それをホメオパシーでやろうとするのは間違いです。

 

骨折したなら病院にいってつないでもらうのが先、その後ホメオパシーで早く骨をつなぐことは可能です。

 

腫瘍などの物質化した障害は定期検診を欠かさない

ホメオパシーはそもそも機能障害の改善が得意で、物質化した障害になると改善が難しくなります。

具体的に言うと不整脈、消化不良、生理不順といった「正しく機能がはたらいていない症状」にとくに効果を発揮します。

物質化した障害といえばいぼ、卵巣嚢腫、癌などで、こちらのほうが改善しづらいのです。

では卵巣嚢腫やいぼがなおらないのかといと、実際に私のクライアント様で手に1センチのイボがたくさんできていたのに、手術せず治りました。

また要手術だった卵巣嚢腫のお客様の卵巣嚢腫が手術しなくていい大きさになったこともあります。余命わずかの癌の方が奇跡的に腸閉塞が手術せずによくなった事例もありました。

ただし、物質化しているほうが機能障害より改善が難しいので、リスクを考えながら受けるべきです。

なので、特に子宮筋腫など悪化することで子宮ごととらなければいけないなどの場合は、定期健診を欠かさないようにし。

 

ホメオパシーで効果がないなら手術することも視野にいれて、リスクを考えましょう。

 

病気のもととなる根源的な原因はホメオパシーを併用

癌であれ、腸の腫瘍であれホメオパシーだけで治療はできず、手術が必要な場合はもちろんあります。

ところが、手術してもそもそも腫瘍ができた原因となるその人の人生全体の問題や感情上の問題は取り除けません。

なので、手術後や薬の副作用を軽減するため、病気の不安といった心の問題をケアするためにホメオパシーを併用することはおすすめです。

また、手術のあと再発しづらいようにケアしたり、病気になる根本原因となった心のケアを時間をかけて問題解決することは可能です。

癌の時はよく考えてホメオパシーを受ける

難しい問題ですが、癌などの重い病気の場合に薬や治療を一切やめてホメオパシーにかけてくれれば改善できるなどと豪語するホメオパスがいるようです。

重い病気の際はリスクを考えて、治癒する可能性がなくサポートしかできないならそのことをきちんと伝えてくれるホメオパスに相談したほうが良いと思います。

3.西洋医学(アロパシー)の薬をのんでいるとレメディーが効きにくい

薬

一部のホメオパスはクライアントが飲んでいる薬を全部やめるように言うようですが、絶対にやめてください。

なぜそんな習慣が拡がってしまったのかというと、

 

  1. 西洋医学の薬を使っているとホメオパシーのレメディーが探しづらいのと
  2. レメディーが効きづらいからです。

 

アロパシーの薬を飲んでいると、薬の副作用によって本来の症状が隠されてしまうため、薬をやめてしばらくたたないと本来の症状はでてきません。

ところが、状況によっては薬に適応していて、何とか薬の力で身体が保たれているためアロパシーの薬全部やめたら死ぬ人もます。

酷く高い血圧を抑えてなんとかもっているとか、インシュリンがでていないからとるとか。免疫抑制剤でなんとかもっているとか。

 

西洋医学の薬を使っている方にはホメオパシーが使えないわけではありませんが、使ってない人よりも時間がかかります。

また、レメディーの量も調整しなければいけません。

そして、レメディーを選ぶのは薬によって出ている副作用を割り引いてレメディーを処方しなければいけません。

そういうわけで、病気をもっていてアロパシーの薬をすでにとっているくらい重体な人は、ホメオパシーでケアするのがとても難しいです。

 

なので、ホメオパシーをしっかり選んでいただきたいのと、とくに絶対にホメオパスではない人が自己判断でレメディーとらないでください。

 

抗欝剤、抗精神薬など薬種類とレメディ効果キャンセル

一番強くホメオパシーの効果をキャンセルするのは抗がん剤、細胞周期をとめるようなものだから。

抗がん剤使っている間は副作用の軽減などのホメオパシーになります。

関節リウマチの治療に使う薬、メトトリキセート使も強い薬でホメオパシーと同時に使えません。

向精神薬、抗精神病薬を使っている人。脳の非常に高次に作用する、直接シナプスに作用する。なので大きな妨げになる。その下にバリウム鎮静剤すこし低いレベルです。

抗がん剤(リウマチにも メトトリキセート)、向精神薬、抗精神薬、鎮静剤、睡眠薬、ステロイド、抗生物質などもホメオパシーの効果をキャンセルします。

私の印象だと意外に生態を悪化させているケースはホルモン薬です。

過去ホルモン治療をしている人は内部がかく乱され、レメディーが効くまでに時間がかかる印象があります。

4.大麻、マリファナ、コカイン違法なドラッグを使っているケース

ドラッグ

マリファナ、コカインはレメディーの効果をキャンセル(アンチドート)します。

コーヒーもレメディーの効果をキャンセルしますが、ドラッグもより強ければ強いほどアンチドートになります。

大麻のレメディーがあるのですが、大麻を吸っている人も本来のレメディー像に大麻の影響がくわわり像がぶれることがあります。

 

海外に住んでいる、海外と行き来している人は気軽に大麻を吸っている人もいるので注意してください。

 

ホメオパシーは宗教ではない、妄信しないで冷静に考えられるホメオパスを選ぶ

ホメオパシー

ホメオパシーを受けようとすると宗教のように西洋医学は怖い怖いと怖がらせ、ホメオパシーならなんでも治ると他の治療を受けさせないようにアドバイスするホメオパスもいるようです。

ホメオパスは民間資格のため、趣味と仕事がごちゃごちゃになっている人も多いです。

本人は自分の言動の責任の重みも考えず、それがよいことだと妄信してアドバイスしている場合もしばしばです。

実際はホメオパシー適応外の症状はありますので良く考えて受けてください。

また、適応範囲だとしても卓越した腕がなければおひきうけするべきではないケースもあり、リスクを説明しながら受けていただく必要があります。

あくまでもホメオパシーは補完的なもなのです。

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※ここでいう症状とはホメオパシー症状も含みます。ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。

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この記事を書いた人

世界的ホメオパス ヴィソルカス教授IACH卒、ドイツのドクターホメオパスにも師事11年選手。他ホメオパスで解決できないケースを多数担当。医療従事者に囲まれ4回の手術経験をもち虐待・アトピーを完治。婦人科系疾患と心の問題が得意。

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