症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。
日本ではあらゆる新しい解釈のホメオパシーが拡がっていて混乱しているため、ホメオパシーを受ける前より悪化し、改善しないままの人がいます。
私も病気になり藁にもすがる思いでホメオパシーを受け、失敗をされ大変辛い経験をし、その後正しい方法を受け継いだクラシカルホメオパシーで改善しました。
その経験により、ホメオパシーは正しく使えば改善しますが、誤った使いかたで大変な目に遭うことを実感しました。
その後自らホメオパスになり、現在全国からホメオパシーでうまくいかなかったクライアントさんを受け入れています。
その仕事の中で、悪化するまでホメオパシーを受け続けている人に共通する特徴があると気づいたので気になる方は6項目をチェックしてみてください。
この記事は以下の方に読んでいただきたいです。
- 好転反応、アグラベーションばかりで改善のない方
- ホメオパスに何を聞いても明白に回答がなく悩んでいる方
- 人から宗教のようにホメオパシーにはまっているのと言われた方
2.ホメオパシーの理論に傾倒し、心に悩みがある
ホメオパシーの大きな特徴の一つに身体の病気・症状の原因が隠れたストレスにある場合、心の問題を改善することで身体の症状が改善されるという独自のメカニズムがあります。
改善しないのにホメオパシーが辞められない人は、このホメオパシー独自の「身体の症状を心との繋がりで治す」という理論に興味があります。
なので、自分の病気や症状の原因が心の悩みに関係していると気づいていてホメオパシーを受け始めた人が多いのですが、心の改善は自分ではわかりにくいため辞めるタイミングを逃します。
「身体の症状のみ」をきっかけに効果のないホメオパシーにはまる人は少ないです、治らなければ受け続ける理由がないからです。
ホメオパシーを受ける前に講座やビデオをで説明される「ホメオパシーの理論」自体は間違いではないので、心に悩みのある人は「これこそが私が求めていた方法だ」とはまってしまうのです。
私も重い子宮筋腫があったのですが、それが性的虐待からきているとどこかでわかっていたので、「これこそが私の悩みを解決してくれる最後の手段」と思い、治らないのに受け続けてしまいました。
心の悩みにホメオパシーは効果がありますが、効いている場合効果ははっきりしたものです失恋から立ち直るなら一発で治るコレ!知らないと損するホメオパシーで治る意外なコト8つ。
改善がはっきりしないのにホメオパスに「改善している」と言われる場合は、自分の認識がおかしい場合もありますが、ホメオパスと相性が悪かったり、改善していない場合もあるのでチェックしてみてください。
2.悩みを相談できる友達や家族がいない
改善しないのにホメオパシーを続けてきた人は、自分の悩みを話せる相手がいません。
なので「ホメオパスが話を聞いてくれるという状態」に執着し、改善がおきているかどうかを冷静に見極めることができません。
ホメオパシーでメンタル面が改善すれば、周りからも「変わったね」と言われるようになります。
仕事や住む場所を変えたり、生活がすっかり変わることもしばしばです(ホメオパシー体験談はこちら)。
反対にそれがないなら改善しているのかどうか疑わしいです。
私もホメオパシーを受けはじめた動機は、重い子宮筋腫と虐待のトラウマでしたが、家族にも相談できず相談した友達には誰にも理解されずとても悩んでいました。
子宮をとるか?癌か?というほどの病気の重さで、術式をたった一人で選択する苦しみに追い込まれ、死にたい気持ちで毎日過ごしていました。
そのため、やっと見つけたホメオパシーという療法に強くしがみつき、改善しないまま辞めるタイミングを逃していったのです。
3.過度な病院や薬嫌いで医療に恐怖をもっている
改善しないのにホメオパシーを続けてきた人は、「西洋医学や薬に極端に恐怖と敵意」を持っています。
そのため、ホメオパシーだけで何がなんでも治そうとしホメオパシーを辞めるタイミングを逃します。
まともなホメオパスは西洋医学も薬も否定しませんし、併用が可能であることを伝えます。
ところが、ホメオパスによっては西洋医学や薬の害をことさら伝え、ホメオパシーしか選択肢がないかのように煽り追い詰めます。
なので「ホメオパシー=善 vs 西洋医学=悪」の2択を信じ込み、恐怖からホメオパシーを辞められなくなるのです。
私はまわりに医療系の仕事をしている人が多く医師もいたため、西洋医学で治らない症状があることは医師から聞いて知っていました。
西洋医学で得意なもの、不得意なものがあることは当然です。
西洋医学や薬を否定する傾向がある方は、偏った考えででホメオパシーを妄信していないか疑ってみてください。
4.好転反応を待てず不調があると我慢できないヒステリー傾向がある
改善しないのにホメオパシーを続けてきた人は、ヒステリー傾向によってレメディーを過剰に摂取している場合があります。
正しいクラシカルホメオパシーではレメディーをとって反応している期間はレメディーを変えずに待たなければいけません。
待つべき期間中に次々と新しいレメディーをとることは、生態の悪化と混乱を招く最悪の行為です。
ホメオパスに大量にレメディーをとるよう指導を受け悪化している場合もあります。
一方、待つことができずレメディーをとるたびに「何かおこったからまた新しいレメディーを出してくれ」とホメオパスにヒステリックにせまることで、レメディー摂りすぎ自らさらなる悪化を招いているパターンもあります。
体質の強い人健康な人は、レメディーを摂りすぎても悪化しにくいです。
レメディーを過剰にとって悪化、混乱する人はもともと体質が弱く不健康で、ヒステリー傾向があるとどんなレメディーにもより一層反応しやすくなり尚混乱をまねきます。
レメディーをとって悪化しているならまずレメディーをストップすることを相談してみてはいかがでしょうか?
5.自信がなく自分の意見を言えない
改善しないのにホメオパシーを続けてきた人は、言うべきことをホメオパスに伝えていません。
ホメオパスの選んだレメディーをとって悪化した時、クライアントに自分でレメディーとって治せ、と指導するホメオパスがいるようです。
また、改善しないのはインナーチャイルドが原因だと言いだし、責任を全てクライアントに背負わせるホメオパスもいます。
私もホメオパシーで悪化するのを我慢すれば筋腫が治るのではないかと期待し、痛みを我慢していたとき、これはおかしいとホメオパスにかけあったのですが、
「あなたの特殊な人間性のためにこういう症状がでるのはしかたがない」と言われ、自分に自信がないため辞められず、改善もないまま痛みに耐えながら病院にゆく結果になりました。
何かがおかしいと思った時にはちゃんと交渉できるホメオパスを選びましょう。
6.ヒーリングやスピリチュアルにはまっている
改善しないのにホメオパシーを続けてきた人は、ヒーリングやスピリチュアルにハマり自分の現実を冷静に判断できていません。
あらゆることを「いいことが起こっている」と解釈し、改善していない現実を受け入れることができないため、ホメオパシーで反応がおこったら悪化もすべて改善だと解釈します。
また、ヒーリングやスピリチュアルにはまる人はホメオパシーで効果が出にくい傾向があります。
スピリチュアルやヒーリングに傾倒する人は、自分の心の中にある望ましくない感情を受け入れられない人が多いです。
未熟なスピリチュアリストにあたるとクライアントの感情の抑圧をする傾向があります。
「いつも前向き」「人を悪く思ってはいけません」「感謝」といったメソッドを習うことで、感情のコントロールを無理やり行っている状態を良い状態なのだと勘違いしています。
そのため、自分の嫉妬心やどす黒い感情をホメオパスに正確に伝えられていないため、正しいレメディーがでず効果も得られていないことに気づいていません。
知っておけば騙されない、自称ヒーラーに誤魔化された時の切り返しトーク3選
また、クラシカルホメオパシーが正しく行われれば、潜在意識に沈んでいた望ましくない感情がせり上がって来ます。
ふわふわキラキラした療法を好む方は、ネガティブな感情が浮かんできた時点でスピリチュアルな理由を付けて逃げようとします。
効果がないのに何でも有難がっていることもあれば、自分の問題から逃げたくてホメオパシーを否定していることもあるので、しっかり自己チェックしてみてください。
対策
ホメオパシーで改善しないだけではなく、悪化が続いている方はこちらの記事の対処法を参考にしてください。
ホメオパシーを受けて好転反応・悪化期間が終わらない場合のチェックポイントと対処法
上記のチェックポイントにあてはまっていてホメオパシーの効果が半年~1年うけてもないなら、そのホメオパシーは疑ってみてください。
こんなホメオパスにひっかかるな!怪しい嘘に騙されてホメオパシーで失敗しないコツ9つ
ホメオパシー効果が出にくい、効かない人の特徴~精神・メンタル面のブロック4つ