症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。
先日インフルエンザに罹ったときにホメオパシーで問題解決した事例について体験談をかいたのですが、今回はその続きで、具体的なレメディーの使い方とコツについてお話ししようとおもいます。
今日の記事は
- インフルエンザをホメオパシーなど自然な方法でケアしたい方
- セルフケア講座で高熱のレメディーの使い方を習ったことがある方
- インフルエンザにレメディーを使ったけどうまく行かない方
におすすめです。
インフルエンザ急性症状で高熱を出したときのレメディーの使い方とコツ
インフルエンザで高熱を出してホメオパシーで熱を下げるときにはレメディーの使い方にコツがあります。
通常ホメオパシーは、全く合わないレメディーは飲んでも問題ないのですが、少し合うレメディーを使うのは害がある場合もあるのです。
インフルエンザ時は通常のセルフケアでホメオパシーを使う時より、レメディーを色々試しても害がすくないです。
これはプロがやるホメオパシーでも、セルフケアでも同じことがいえます。
でも試すのは3~4種類くらいまでにとどめるのが望ましいです。
理由は高熱を出している時というのは、通常とは違う「急性症状」なのでその人のレメディーを間違えることによる混乱と悪化というホメオパシーの失敗のリスクが低いからです。
レメディーがわかっているなら高ポテンシー、わからないなら30からはじめて高ポテンシーへ上げる
レメディーの使い方のコツですが、高いポテンシーを使います、ホメオパスなら200C以上を使って大丈夫です。
理由は激しい症状ですので、強いレメディーが必要だからです。
ただし、この使い方は、はっきりと効くレメディーがわかっている場合に限ります。
レメディーがわからないときは30cからはじめて効くとわかったら200cなどにポテンシーをあげてゆきます。
例は、39度熱があって1種類目の30cのレメディーを飲む。
38.8度になるなど熱が少し下がるようなら、レメディーをとる頻度を30cのまま上げてみます。
それで熱がさらに下がるなら同じレメディーの200cをとります。
わたしは効くとはっきりわかっているレメディーなら1Mまでポテンシーをあげて一気に熱を下げますが、ホメオパスではない方、ホメオパスでも自信のないホメオパスはこのやり方はやめてください。
反対に、しばらくたって熱が上がるか下がるかみてみて、下がらないならまた飲む。それで下がれば以下同文。
39度熱を出して30cのレメディーとって変わらない、またレメディーとっても変わらない、すこし時間おいても変わらないならレメディーを変えてみてください。
高熱が出たときのレメディーの効き方、症状の動き方
高熱時はあわてていますし、強い症状があるからレメディーをとってどう症状が動いているかホメオパスですらよく見ていないのでこれは体験してもよくわからないかもしれないのですが、レメディーをとって効くと症状が変わってきます。
よ~く見ると、とったレメディーが効いていれば、熱はあるままでもちょっと全体的に楽になった感じがしたり。
ぐったりしていたのに、熱は高いのに仕事はできる感じがするなどの状態になります。
また、レメディーで熱が下がった後、そのかわりに鼻水がひどくなる、咳がひどくなるなど、下位の症状に移動します。
その小さな変化を見逃さないことが正しいレメディーを見つけ出すコツです。
高熱の時のレメディー使い方でホメオパスが知らないままのこと
さて、インフルエンザや高熱というと使うレメディーはアコナイトやベラドンナを盲目的に使うのが通常ではないでしょうか?
セルフケアやお子さんにレメディーを飲ますためにこの2種類を使う人も多いでしょう。
あと高熱ならブリオニア、ナックスボミカ、フェルム フォスフォリクム、カルカレア カルボニカ、カモミラ、フォスフォラス、ユーパトリウムなもつかいますね。
でもって何故私がこれらのレメディーの使い方について書かないのかというと、間違って使うリスクがあるからです。
それぞれのレメディーの特徴にあった症状があればそのレメディーを使うのですが、
実は全く高熱に関係がないレメディーがよく効くということはあまり知られていません。
クラシカルホメオパシーではっきりと効く慢性のレメディーがあれば先にそれを使えばよく効くのです。
これはセピアでもナックスボミカでもリコポディウムでもプルサティラでもアウルムでも何でもあり得ます。
わたしはたまたま軽い帯状疱疹がでて慢性でラストックスをとっていました。
なのでいきなりラストックスの200cや1Mを使いましたが、一発で熱が下がりました(ホメオパスではないあなたは絶対にまねしないでください)。
通常は今まで使っている慢性のレメディーを先にためして、それでも効かないなら他の高熱のレメディーを使います。
その際も、他のレメディーを使うときのほうがそのレメディーの様相があるかどうかをしっかり確認してから使います。
ホメオパスも知らない下げてはいけない高熱、下げてもいい高熱
まず鬱などのメンタルの病を抱えている方。
心に深い悩みを抱えている方。
なにか病院に通うような重い病気のある方は高熱を出すことはむしろよいことなのです。
くわしくはこちらとこちらの記事お読みください、でグループ3の人はこれやらないでね。
リンクの記事にあるような身体全体が弱っている人は、インフルエンザや風邪で熱を出したときにレメディーで熱を抑えないほうがよい場合もありますが、とてもひどい熱が出る可能性もあるのですそのケアの話しだすと長いからここではこの話は詳しく語りません。
前回の記事の体験談ですが、わたしは健康グループが2、普通に健康です。
なので年に1回くらい高熱を出すのですが、ベストをいうと高熱をだしたときは放っておいてゆっくり休んで毒素排出したほうが良いのです。
そう、そもそも高熱を出したら何が何でも下げて学校に会社にいかないと!っていうのが間違いなのです。
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ホメオパシーと花粉症、こんな症状がでていたらホメオパシーは使っちゃダメ
※ここでいう症状とはホメオパシー症状も含みます。ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。