ドイツでは病院でホメオパシーレメディーが出る、インフルエンザ時の薬の使いかたの違い

ホメオパシードイツ・インフルエンザ

症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。

ホメオパシーで使うレメディーには「薄めれば薄めるほどパワーが増す」という概念があります。

それゆえに、日本ではレメディーのことを「トンデモ科学」「デタラメ」「レメディーに効果があるはずがないプラシーボ」と言われバッシングを受けています。

今日は、ドイツ全土の現状ではありませんが、ドイツデュッセルドルフ在中の日本ホメオパスに前回ドイツの薬局事情を取材した続きで、ドイツの病院でのホメオパシー事情を取材しました。

今日の記事は

  • 海外のホメオパシー事情について知りたい方
  • お子さんの治療などで薬を使いすぎたくない方
  • ホメオパスではないのに気軽にレメディーをとっている方

におすすめです。

目次

ドイツの病院では代替医療やホメオパシーを併用

病院

世良
ドイツでは病院でもレメディーが出るときいたのですが、どんな感じで出るのでしょうか?
桜井

病院に医師もいますが、医師兼ホメオパスもいて、

病院で普通の病院の治療もホメオパシーも両方やっていました

 

 

世良
それはすごい!!!

病院でホメオパシーが認められているんですね。

桜井

はい、希望に応じて

病院で薬を使って普通に診察することも、

ホメオパシーすることも、

医療とホメオパシーを併用することもできました。

私の担当医も医者兼ホメオパスでした。

 

病院でレメディーが出るが、対処療法で正しいクラシカルホメオパシーの使い方ではない

ホメオパシーレメディー

世良
じゃあスイスみたいにホメオパシーがどんなものか国民に認知されていて

効果があると認識されているのですか?

桜井
それがそうでもないんです。

わたしの周りの日本人コミュニティーだけなのかもしれませんが、ホメオパシーは知っているけど詳しくは知らないという状態でした。

ドイツ人も、ホメオパシーがあることはしっているけど、みんなが積極的に使っている風でもありませんでした。

 

 

世良

ドイツの病院では、クライアントさんの詳しい問診をしてシングルレメディーを出す(1回に1種類だけのレメディーをだす)

クラシカルホメオパシーをしていたのですか?

桜井

いえ、それが違うんです。

ホメオパシーは同じ咳でも人によってまったく症状が違うと考えますよね?

それを問診して正しく個別化しないとレメディーは効果が出ないのですが、

病院で医師がどこまでレメディーだしてよく、ホメオパスならどこまでやっていいのかわかりませんが、明らかにホメオパシーをよく知らないままレメディー出している事例もありました。

その人の症状を全く個別化せず、咳のレメディーを何種類か混合した咳シロップとか、耳が痛いときにアコナイトが出ているとか、クラシカルホメオパスの私がみても全く効果のない適合外のレメディーがでていました。

だから、病院でレメディー出てるけど効果ないよね、と思っている人もいました。

 

小児科や子供にステロイドや抗生物質をたくさん使わない、インフルエンザでも薬が出ないドイツ

薬

世良

日本でも病院で医師が漢方を使うけど、医師が五行を整えるために漢方の問診をしっかりするわけではなく、この症状にはツムラの何番出す、みたいな対処療法になっています。

それでも、治るものがあるとはききますがそれほど効果はでません。

漢方も達人が処方すると劇的に効くのに正しくつかわず対処療法的に使っている感じと似ているのでしょうか?

桜井

そうですね、

確かにホメオパシーも正しくレメディー出せば劇的に問題解決しますよね

実際わたしもドイツでお子さんにホメオパシーをして劇的に問題解決した例がありました。

でも日本人は特に病院でレメディーが出たから効かないから薬だしてほしいのにという考えの人もいました。

でも日本人がそう考えるのには、ドイツの医療の現状も関係しているんです。

 

 

世良
へーどういう違いがあるのですか?
桜井

ドイツは日本と違って子供の身体のことを考えて、

小児科でステロイドや抗生物質のような強い薬をたくさんつかわないんです。

 

 

世良
おおおお!!!ドイツ人の先生が日本人薬漬けといっていたけど本当なんですね。
桜井

だけど、ドイツに住んでいる日本人は、

抗生物質やステロイド出して早く治してよ、出してくれる先生がいい先生という印象をもっている感じでしたね。

だからレメディー出されてもすぐは治らない、効かないレメディー出されても尚治らないって印象につながっていました。

 

インフルエンザになったら休むのがドイツ、熱を出しても這ってまで会社に行くのが日本

風邪・インフルエンザ

桜井

ドイツはインフルエンザになっても病院で薬がでません。

 

ドイツではインフルエンザにかかったら休むのが当たり前で、それはちっとも悪いことではないんです。

 

だから、1週間休めば治るから薬をのまないし、みんな休むから学校でインフルエンザも広がらないんです

世良

それは驚き!!!

日本ではタミフルとかすぐ出すけど、ホメオパシーの先生がインフルエンザでタミフル出すのは、家にゴミがあるからといって放射能使うようなものといっていましたが、本当なんですね。

 

 

桜井

ドイツではマスクして来ると「マスクするくらいなら休んだら?」となるくらいでマナー違反の印象です。

一方日本はどんなことをしてでも熱を下げて会社にいかなければいけませんよね?

強くて害のあるタミフルを飲んででも、這いつくばってでも、マスクしてでも会社にいきますが、そこがそもそも違うんです。

世良
ドイツ人のホメオパスが日本人薬漬けと言っていましたが、本当なんですね怖い・・・。

 

ある意味これも日本人のサービス精神のなせる業かもですね?

 

強い薬を使って後からなにか問題が出たとしても、

「今すぐこの症状を治してほしい」という親の要望にとことん答えるみたいな・・・。

本当の健康ってにつて日本ではまだまだ伝わっていないんですね。

前回のドイツ薬局のホメオパシー状況についてはこちら

 

あなたの自己整理ができるホメオパシーメールモニターはこちら

 

インフルエンザにホメオパシーは効果があるか?

インフルエンザ時のレメディーの使いかた

セルフケアとホメオパシーのレメディーについて

 

※ここでいう症状とはホメオパシー症状も含みます。ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。

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この記事を書いた人

世界的ホメオパス ヴィソルカス教授IACH卒、ドイツのドクターホメオパスにも師事11年選手。他ホメオパスで解決できないケースを多数担当。医療従事者に囲まれ4回の手術経験をもち虐待・アトピーを完治。婦人科系疾患と心の問題が得意。

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