症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家 ライフジャンプホメオパス世良純子です。
私はホメオパスですが、私はホメオパスになる前にホメオパシーで2回失敗されています。
特に2回目の失敗で私は救急外来で運ばれました。悪化でどうしようもなくなったときにホメオパスと連絡がつかなくなったのです。
それだけの目に遭いながらホメオパスになる人は滅多にいないと思います。
※たまたま異常な体験をしただけです。普通にホメオパシーをやっていれば救急で運ばれるなんてことはありませんからご安心ください
なので私は好転反応への誤解を解くことを信念としています。
ホメオパシーは正しく受ければ、素晴らしい結果がでるのですが、誤った認識が広がっています。
私は2回目の衝撃的な失敗で、ホメオパスが言ったことが本当かどうか確かめたくて、ホメオパシ―の勉強をはじめました。
最終的に私は、世界的ホメオパスの学校に辿り着き、自分に行われてきたことがホメオパシーのセオリーから大きくはずれていたことを知りました。
その後、伝統の技を引き継ぐクラシカルホメオパスになり、今ではどこかでホメオパシーを受けて具合が悪くなったといった問い合わせを受け、リカバリーの為のホメオパシーもやっています。
今日は私が体験したホメオパシー失敗の1回目についてお話ししようとおもいます。
まずその前に、ホメオパシーの失敗とは?
私もプロのホメオパスなのでフェアに、私が思うホメオパシーの失敗の定義をはっきりさせたいと思います。
クラシカルホメオパシーの技にしたがって、1回に1種類のレメディーを出していれば
- 変化がない
- 思ったほど改善しない
- 治ったけど戻る
- 改善反応が起こる前に受ける側がホメオパシーをやめてしまう
- ホメオパシーと他の療法をまぜこぜにして効果をキャンセルさせてしまう
- ホメオパシーのレメディー効果をキャンセルさせることをしてしまう
これらは「失敗」ではありません。
私が失敗と定義しているのは、ホメオパシーを受ける以前より、より悪い状態になること。
もしくは、治るといって本人が受けるべきだった西洋医学の治療を拒否させ、手遅れにさせること。 を指しています。
ホメオパシーは、本人の自然治癒力に働きかけるので、反応に時間がかかる場合もあります。
クライアントさんが反応中の好転反応を悪化だと誤解してしまう場合もあると思います。
ただ、普通にクラシカルホメオパシーをやっていれば、大きく悪化、失敗することはないはずなんです。
フラワーエッセンス フィンドホーンのマリオン・リーにホメオパシーレメディーを勧められる
最初に私がホメオパシーを受けたのは、フィンド・ホーン・フラワーエッセンシスト マリオン・リーの個人セッションを受けた時でした。
当時私は、仕事と恋愛である人物のことで非常に悩んでいました。
その頃私は、ホメオパシーの名前は知っていたけれど、身体で困っている症状がなかったので、受けるつもりはありませんでした。
マリオンはかつて(今はどうか知りません)クラシカルホメオパスでもあったので。
私の悩みを聞いてフラワーエッセンスと同時にホメオパシーのレメディーを飲むようにと、小さな紙にレメディー名とポテンシーが書かれたものを渡されました。
そしれ、レメディーを日本で手に入れるのは難しいと思うので探してほしい、といわれました。
当時はレメディーを日本で手に入れる事が簡単ではなく、セッションを提案してくれている人がなんとか探してくれたのが、プラクティカルホメオパスBさんでした。
危険!プラクティカルホメオパシーも同時に受ける
Bさんは、「自分はホメオパスなのに知らない人にレメディーだけ出すのはどうかと思って悩んでいる」というので、気持ちよくレメディーを出してほしいので「じゃああなたもセッション正式にしてください」とお願いし、私はお金を払ってBさんにもホメオパシーをお願いしました。
賢いみなさんは絶対にこんなことはしないでください、とても危険です!
結果、私はマリオンから出されたハイポテンシーのレメディー(ホメオパシーの世界でいうと強い作用のあるもの)と同時に、
Bさんから、朝のむレメディー数種類、昼のむレメディー数種類、夜のむレメディー数種類、腎臓のレメディー、肝臓のレメディー、と大量のレメディーを渡され、たっぷりレメディーをとることになりました。
当時私はまだアトピーで悩んでいましたが、コントロールできている状態でした。
Bさんは、「今回はアトピーにはレメディーが出し切れませんでしたからまた今度」といっていました。
ホメオパシーのレメディーを飲んだけど変化なし?
マリオンのレメディーをまず飲んで、その日は他のレメディーは飲みませんでした。
でもその数日のちにはもう他のレメディーをドサドサのんでいました。
マリオンのレメディーをとったときもなにもありませんでしたが、他のレメディーを大量にとった後もなにもありませんでした。
・・・・・・・・が、そののち
アトピーではない皮膚の悪化がおこり、みたこともないような皮膚症状がでて、何をやっても改善しないし、全然精神状態も改善しないし、全く楽になった部分がなにもないのです。
あまりに皮膚の状態が悪いのでBさんにといあわせたところ。
ホメオパシーの好転反応かどうかの説明もなく、クリームが出されるが効果なし
当時私はホメオパシーを知らないので、ホメオパシーで好転反応がおこることすら知りませんでしたが、とにかく何をきいても回答が明白ではないのです。
彼女は皮膚症状を好転反応だとはいいませんでした。理由は私のアトピーを治すためのレメディーを出してないからです。
Bさんは
- この症状はホメオパシーでおきたのかどうか?
- どういうメカニズムでおきているのか?
- いずれ収まるのかどうか?
全く説明できませんでした。
さらに、今の状態改善するレメディーだします~。といわれのみましたが一向に変わりません。
しばらくやりとりがあった後で、彼女は先輩のホメオパスに相談し、以下の回答がありました。
レメディー飲むのはやめてください
①もっと悪化する
②改善する
③変わらない
どれかがおこります。
未熟ホメオパスBさんの説明は自己反省スピリチュアル
ホメオパシーはやめることにしました。
でもアレルギーはおさまりません、彼女はこういいました。
結果、もともと悩んでフラワーエッセンスを受けた自分のメンタルの悩みには全く効果がなく。
アトピーもちではあったのですが、アトピーではない皮膚症状がふきだし悪化だけがおこり、かなり時間がたってから戻りましたが、跡がのこりました。
マリオンから提案されたフラワーエッセンスも、
ホメオパシーのレメディーもなんの効果もなく。
ホメオパシーで不快な思いしかしませんでした。
ホメオパシーとは?何が起きていたかホメオパスの私の解説
マリオンが出したレメディーは正しかったか?
マリオンの出したレメディーはその5年のちくらい後に、私が飲んで劇的に効いたものなのでレメディーは適合していたとおもいます。
ただし、レメディーを効かせるためにはその1種類だけをとる必要がありました。
また、ホメオパシーを全く知らない人相手なら、最低限の注意事項もいうべきでした。
当時私は何の説明もうけておりませんでした。
何故レメディーは効かなかったのか?
しかも、同時に他の大量の多種類のレメディーとどさどさ一緒に飲んでは効果は台無しどころか、
強く効くレメディーが混じっているだけに、混乱と悪化が起こるのは当然です。
時に皮膚症状というのは、クライアントがその素因をもっていればレメディーの混乱によって悪化のみ(改善なし)がおこる可能性があるのです。
レメディーが効いていたらどんな反応がある?
もし、皮膚の悪化が好転反応であれば、私がもともともっているアトピーの悪化として出るはずです。
ではないなら、違う皮膚症状としてでても、改善のセオリー通りに出るはずです。
胸に出て腰に出て足にでるといった移動があるとか、
または全体的に感情は落ち着いてきたけど、皮膚は悪化するといった、なにか全体に改善の反応があります。
それが、好転反応かどうかを見分けるコツです。
ホメオパシー「無責任にレメディーを出す」「自分でハイポテンシーを飲む」は危険です!
私に出されていたレメディーは、ポテンシーがMかXMでした。(とても効果があり、反応がおきるもの)。
私は同じホメオパスとしてちょっとこのマリオンの態度を疑問に思います。
マリオンの国ではホメオパシーがポピュラーですし、親切でレメディーも提案してくれたとは思うのですが。
レメディーを出した後のアクションの確認もなく、二度と会わない海外の人にレメディーを出しっきりにし、去ってゆくのは、私はクライアントに対して無責任だと思います。
もちろん、マリオンは日本では大量レメディー投与のオリジナルホメオパシーがあるということを知らなかったと思うのですが、それを割り引いでもやはり無責任です。
私の学校ではこう習いました。
レメディーを飲んだら適合していれば反応がはじまってしまいます。
ポテンシーが低いものならまだよいのですが、MやXMを出してそれっきり二度と合わない、というのはとても危険で無責任です。
人によって事情もあれば、主義主張はあるとおもいますが、だから私は「1回きりホメオパシー」というのを行っていないのです。
私が無責任なことをされたから、クライアントにそんなことをしたくないからです。
ホメオパシー効果があれば絶大、自分でレメディーとるはNG
私はこのホメオパシーを受けた数年後、病気に罹って、その数年後には治らないまま少し難しい手術を受けました。
当時悩んでフラワーエッセンスのセッションで相談した問題は悪化し、かといって私の中でも全く気持ちに変化がなく、その流れでで私は手術が必要な病気にかかりました。
当時だされていたホメオパシーのレメディーが効いていたらそこまで病気が悪化することはなかったと思われます。
それくらい本当に効けば、ホメオパシーは効果があるのです。
それでも、ホメオパスBさんは、途中で自分が未熟だということを認め、それ以上ホメオパシーを私にすすめませんでしたので、
悪化だけして何も改善しないアレルギー跡が増えた「プチ失敗」に当たると思います。
ですので、こんなホメオパスの対応は間違っています、という主張はしますが、彼女を恨む気持ちはありません。
さて、私が体験した2回目のホメオパシーの失敗は、あまりにも壮絶な体験で、しかも担当したホメオパスはとても有名な方でした。
当然お名前を出す予定はありませんが、同じことを体験している方がいるというお話しを私はそこここで聞きました。
本人すら誤ったことをした認識がないのではないかとおもうし、本当は誤った形でホメオパシーを受けてほしくないので知っておいてほしい知識なのですが。
あまりに壮絶すぎる内容のため、まだブログに書く予定はありません・・・・・・・・。
ただ、はっきりしていることは
ホメオパシーは正しく使えば、本当に劇的な効果があります。
特に心の問題からはじまっている身体の症状にはとても効果があります。
が、劇的であるだけにレメディーは慎重な扱いが必要であるにもかかわらず、とてもイージーに使えるかのような誤った認識が広がっています。
昨今、クラシカルホメオパシーの世界では、セルフケアの対応範囲や、プロではないホメオパスが扱ってよいレメディーのポテンシーの範囲といった注意喚起がなされていますが、まだまだ追いついていません。
結果、自分でレメディーを飲み、神経症状や、精神症状をますます悪化させる人もよくいますし。レメディーをとって悪化したものが戻ると「治った」と誤解してしまうようです。
ホメオパスも知識不足から、ただの悪化を好転反応といい。
好転反応の説明ができないからと、自分でレメディーをとることをすすめていたり。
レメディーの出しすぎで混乱しているのを、好転反応だから耐えてくれと説得しています。
しかも、本人は正しい知識がないことすら気づいてもいないので、極めて悪気がない場合もあるのです。
ホメオパシー受けるならどうか良いクラシカルホメオパスにかかってください。
そしてあなた自身が、自分の状態を正確に見ようとしてみてください。
あなたのホメオパシー大丈夫?
【まとめQ&A】ホメオパシー療法の副作用と好転反応について知っておくべき情報と対処法必読
ホメオパスはメンタリスト?エスパー?心の悩みに正解・不正解があるホメオパシー
※このサイトにおける「症状」とはホメオパシーの症状を含みます。
ホメオパシー の説明上、好転反応、治療、治す、改善という言葉を使用しておりますが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果、改善する場合があるということを目指すものであり、医療行為や治療行為ではありません。
レメディーは薬ではありません。医師からすすめられた医学的に必要な治療は必ず受けることを推奨します。
医療行為や治療を拒否することをすすめ、ホメオパシーのみで治そうとする行為や、薬でバランスをとっているときに全てやめさせる行為は、ホメオパシーとして誤りです。