世界3大ホメオパスの本格技を教える日本校最後の卒業生。45人入学して約14人が卒業、現役ホメオパスたった3人という、
伝統の技をもつ症状と心のつながりを解き明かす専門家、ライフジャンプ ホメオパス世良純子です。
ホメオパシーで生態がバランスを取り戻した結果、治らなかった症状が改善した事例をいくつもクライアント様にご提供してきましたが。
クライアントのご相談に乗っていて実感するのは、ホメオパシーというのは、病気に罹った際に最初に来るところではなく、治らなくて「最後に相談に来るところ」だなということです。
本来は病気になる前に不調が査定できるので、未病段階で来ていただければもっと改善ができるのですが、ホメオパシーはすごく「とっつきが悪い」のです。
つまり、優先順位および、知名度が低く
気軽に試してみよ!となりにくいです。
しかし!ホメオパシーは知名度が低い割にはかなりdisられまくっています(汗)。
今日はなぜホメオパシーがdisられるのか?について検証したいとおもいます。
①ネットで引くとdisりサイトが多いから
Google検索で「ホメオパシー」を引くと、広告以下2位、4位、7位、10位にdisりサイトがでてきます。
ウィキペディアも基本めっちゃdisってます。でも書いている内容明らかに間違いもある。
「ホメオパシーって何?」って思って検索したらdisられまくっているんだから、そら怪しいと誤解されますよね?
②ホメオパシーレメディーの、薄めれば薄めるほど効果があるという概念が信じられないからプラシーボと断定される
ホメオパシーのレメディーの原料は、植物・鉱物・動物などです。物質がのこっているレベルのレメディーもあるのですが、基本アボガドロ数上全く物質が残っていないくらいにまで薄めたものを使います。
ホメオパシーでは、そのレメディーをご提案し、とっていただくことで共鳴して反応がおこるというものです。
ですが、例えば岩塩のレメディーであれば(物質が残っていないレベルの薄さのレメディーならば)岩塩を与えているのではなく、岩塩がもっていたエネルギーを与えているという形になります。
そして薄める度合のより高いもののほうが、身体よりも感情・精神領域に効くという概念があります。※正確にいうと、薄めれば薄めるほど効くというわけではない、より高次に効く。
世の中には「薬と同じく、濃ければ濃いほど効く」という概念が当たり前です。健康食品でも「青汁、有効成分濃縮○○倍!」とかそんなキャッチフレーズがあふれかえっています。当然薄めれば効くなんて話はすんごい怪しく聞こえ、だからプラシーボだという理屈がなりたつわけです。
薄めるほど効果が深くなるというのは、ちょっと常識では信じられませんよね。
まず、その「常識」というのも自体をもう一度検討してみる必要があるかもしれません。(中略)
また 200 年前にイギリスの医師が産褥熱を予防するために手を洗うことを提唱した時にもやはりオカルト扱いされました。病原菌が発見されてから現在まだ100 年余りしか経っていません。当時は手を洗うということと産褥熱の予防とは全く結びつかなかったのです。ですから部屋の前で手を洗うのはまさにオカルト的儀 式だというわけです。現代人の目から見ると、当時の人々は何て馬鹿なんだと思ったりするかもしれませんが、はたして私たちは彼らを笑えるでしょうか。
(中略)
2つ目に、ホメオパシーは動物にもまったく同じように働くのですが、犬や猫もホメオパシーを信じているから働くのでしょうか。つまりホメオパシー は、人間、動物、植物といった種を超えた大きな生命エネルギーに直接働きかけているものなのです。レメディー (治療薬) は、薄めれば薄めるほど深く作用する。これが東洋医学とも違うホメオパシーの核心なのです。
- 出典:ホメオパシー振興会
プラシーボはまんま誤解ですけどね!
ホメオパシーって動物、赤ちゃん、植物にも使えるし、本人がレメディー飲んでいると知らなくても働くのです。
動物を見るのはとっても難しいですが、動物の不妊手術後の悪化の対応とかホメオパシーでできます。
動物の気持ちがわかる?ホメオパシーでは動物の状態がわかったら気持ちが推察できて、変わるのだよ!!
それからこれ、誕生日にプレゼントでもらって、説明書きに(半年くらいもちます)とかいていたミニ椰子です。あんまり嬉しかったんで、「やし君」には永年ホメオパシーレメディーを飲んでもらってます。
「やし君」はホメオパシーでかれこれ8年生きています。
これのどこがプラシーボやねん!!!
あんたの悩みこっそりレメディー飲ませて良くしたろか!!うぎゃあ!!!
とおたけびあげそうになります。
③「ホメオパシーではないこと」をして事故をおこした事件報道の際、もっともホメオパシーが検索されたため
2010年に朝日新聞でホメオパシーの訴訟がとりあげられました。
山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故
2009年8月、山口市在住の女性が助産師の指導のもと長女を自宅出産した。同年10月、長女は生後2ヶ月で硬膜下血腫が原因で死亡した。硬 膜下血腫が発生した原因は、ビタミンK欠乏症による出血(新生児メレナ)であると考えられている。母子を担当した助産師「ホメオパシー医学協会」に所属し ており、ビタミンKの「記憶」や「波動」、「オーラ」を持ち「ビタミンK」と同程度の効果を持つと同団体が主張していた砂糖(いわゆる「レメディ」)を、ビタミンKの代わりに新生児に舐めさせた。本物のビタミンKを投与していないことを担当医師に気づかれないよう、母子手帳には「ビタミンK投与」と偽って記載したことがわかっている。損害賠償訴訟
2010年5月に、母親は、出血症の標準的な予防方法であるビタミンK2シロップを助産師が投与しなかったことが長女死亡の原因であると主張して、助産師を相手取り約5600万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を山口地方裁判所に起こした。
2010年12月21日、山口地方裁判所において、母親と助産師の間で和解が成立した。しかし、和解内容については公にしない条項が含まれているため、明らかではない。
出典:Wikiペディア
<ホメオパシーに関連する医療過誤のニュースについて>
(中略)今回の事件について、当振興会の見解を述べさせていただきます。
ホメオパシーはその方の症状の全体像に対して1種類のレメディーを処方します。すなわち個々の症状をバラバラに見るのではなく、あらゆる症状を一元的に包括する1つのレメディーを見つけて処方します。それがホメオパシーであり、他にホメオパシーはありません。
報道によりますと、新生児の出血症を防ぐためのヴィタミンK2(以下VK2)シロップを経口投与する代わりに、その名称の「ホメオパシーレメディー」を処方し、その結果としてVK2欠乏により死に至った、ということであります。
本来のホメオパシーには、VK2シロップを代替する「VK2のレメディー」という処方はありません。VK2は本来、食事によって摂取すべきものですが、新生児の場合はさまざまな理由から不足しがちなので、シロップの形で経口投与するものです。
したがって、VK2の不足は、食事と同様にVK2シロップという物質で補うべきであり、「ホメオパシーレメディーVK2」なるものが、VK2シロップの代わりになるわけではありませんし、それはホメオパシーではありません。
VK2の経口投与の代わりにそのレメディーを処方する、ということは、ご飯を食べる代わりにご飯のレメディー、キャベツを食べる代わりにキャベツの レメディーを摂取するようなものです。それが無意味であることは言うまでもありませんし、そのように間違った考えによって、新生児に必要なVK2が投与さ れなかったことは、明らかに有害であり、痛恨の極みです。
(中略)出典:日本ホメオパシー振興会
※赤字追加しました
ホメオパシーの検索をグーグルトレンドでみると以下のような結果となっていました。2010年に「ホメオパシー」の検索が劇的に増えています。
「ホメオパシー知名度がない」→ホメオパシーでもないことをやった人がホメオパシーで子供を死なせたと報道される→「ホメオパシーが検索される」→バッシング記事につきあたる→「ホメオパシー怪しいぞ!」※ホメオパシーバッシングは現在も一部の報道で継続的になされています。
そういうわけでホメオパシーの悪いイメージは一気に社会に広まってしまいました。
④日本に多くの流派があり、資格制度もなく、腕のあるホメオパスも少ない
日本にはオリジナルホメオパシーがたくさんある
日本にはさまざまなホメオパシーの学校や団体があります。
最も日本で大きな団体が、訴訟となった対象の助産師が所属していました(現在は団体の名前を変えています)。
こちらはプラクティカルホメオパシーといって、5つ症状があれば5つのレメディーを与えるというやり方で、日本でオリジナルに考えだされたホメオパシーです。
それ以外でも、インド系ホメオパシーなど、多くの団体がありますが、教えられているメソッドが少しづつ違っており。国に認められた資格制度もありません。
実は、ホメオパシー学校を卒業せずホメオパシーを教えている学校もあります。
また、そのようなオリジナルなホメオパスから習ったにも関わらず「我こそは本来のクラシカル」を標ぼうしている学校もあります。
私は2つの学校を経験しましたが、ホメオパスは学校を辞める、または卒業しては他学校に入り直し回遊する傾向があります。
そうなると各校の理論をオリジナルに組み立ててホメオパシーをやる人が当然出てきます。
ホメオパシーが波動医学の一種であることは、以前書いたのですが、ホメオパシーとは?長い人生いざという時の為に知っとかなきゃ損!ホメオパスすらこの事実を知らないという事例も見てきました。
つまり、各学校にガイドラインはあるのですが。個々人が自分なりに習って、今日からでも「ホメオパスでございます」と言っても誰もとがめないため、それぞれの人のオリジナルなホメオパシーが日本中に広がっている現実があるのです。
エネルギー療法や、占いなら「効果を感じなかった」で終わるのですが、ホメオパシーはひっかかるレメディーを飲めば身体に反応がおきてしまいます。
なので、リスクがあるのです。
なのに、やる人の実力レベルが野放し状態という現状が問題をおこしているのです。
ちなみに私はホメオパシー創始者のハーネマンの弟子であるケントの弟子、ヴィソルカス教授の学校を卒業しています。ここでのホメオパシーメソッドは知的財産でまもられており、とても厳格なメソッドにもとづいて教育がなされています。
自分の実力を顧みずホメオパシーをやる人が野放しなため
山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故(続き)
(中略)日本医師会の国民生活安全対策委員会は本事件を含む代替医療について2012年から2年間議論した結果を報告書としてまとめ、本事件については『この事件は助産師が適切な医療へのアクセスを阻害し、結果的に「医療ネグレクト」を生じさせたことが問題である」と2014年3月14日に発表した[7]。出典:Wikiペディア 赤字追加
「ホメオパシー」のWikiペディアで引いても同じことが書いていますが、受けることによって適切な医療や治療を受けることを阻害する可能性がある、という点は全く同感です。
- ホメオパシーを習いに来る方は、家族や自分が治らない病気を体験した方、
- お子さんをもって自然療法に興味をもった方、
- 医療系業務に従事しているが西洋医学に失望して習いに来る、
- ヒーリングに興味のある方、などが多いように感じます。
なので、アンチ医療の考えを持っている人が多いように感じます。
なのでなんでもかんでも西洋医学を否定して、ホメオパシーさえ使えば魔法のように治せると宗教のように信じている方も多いように感じます。
自分もホメオパシーで改善した経験もない、
人にも改善結果をコンスタントに出してもないのにホメオパスは何でも治るといっているのは無責任です。
ホメオパシーでこんなのが治ったという他人の話は、自分の体験談ではないなら噂話です。
- 当然、医者ではないので適切な医療処置をとっていただくべき時は関与すべきではないし、
- 自分の実力を超えたケースには手を出すべきではないし、
- 自分の生活上対処できそうにもない状況のクライアントさんもひきうけるべきではありません。
でもホメオパシーを習う方は、そのあたりの認識が甘い方もいます。
私は知り合いにプロの医療関連業務従事者が比較的多くいます、仕事もプロ意識をもってしている方が好きです。
ですので、プロ意識もなくヒーリングもどきのホメオパシーを習って、難しい状況の患者さんをホメオパシーで魔法のように治るからと引き受けるのは、愚の骨頂だと感じます。
病院に行かなくても治る!とか薬全部やめても治る!といったことは
医師でもないホメオパスが絶対に言ってはならないことなのです。
そのアドバイスによって適切な治療を受ける機会を逃し、トラブルになる場合もあります、それは私自身が体験して痛感しています。ホメオパス世良プロフィールはコチラ。
最初の学校では卒業直前の生徒さんですら、初回のレメディー出した後、具体的に次どうするのかわからないといっていました。
ちなみに私が卒業した学校では、医師且つホメオパスが教え、1つでも適切ではない処置をしたら、徹底的にしばかれます。
人の健康あずかるんだからこれぐらいしないとと思うのですが、
対象が「病気」や「心の症状」という深刻なものであるにも関わらず
ヒーリング的側面もあるため
業界全体的が「正解はないから個々人の考えでホメオパシー自由やったらええやん?」的なノリだと私は感じます。
このアバウトさ、甘さ、がホメオパスに一定の実力を保障しないという現状があるのだと感じます。
⑤おしゃれ感、新しい感がない
今日ホメオパシー受けて、あと2回講習うけたらあなたも有資格者!明日からあなたもホメオパス!!という軽さ、新しさがないから。
昨今の流行のエネルギーワークというのは、この「軽さ」「新しさ」がトレンドであるように感じます。
今日から誰でも簡単にできる!となれば、当然やる人も増えるでしょうし。
その場でエネルギーを感じる結果が得られれば、難易度にこだわる必要もないし「何かを治しにも来ない」でしょう。
つまり気軽に、ヒーリングの方がおしゃれに受けられるのです。だから拡がりやすい。
ホメオパシーにはこの軽さ、おしゃれ感が全くありません。
特にクラシカルホメオパシーにはもっとありません
※そのかわり目指すは結果ですが・・・
ホメオパス学校は通常3年制や4年制です。卒業までの学費はA校126万、B校154万、C校260万、D校295万~335万です。誰でも気軽に…のマーケットではありません。
憶えることもたくさんあります、すさまじい量の知識をつめこまなければホメオパスにはなれません。
ですので、私は2つの学校を経験しましたが、多くの生徒が退学しました。
ちなみにうちの学校は入学者が45人~55人いて卒業したのは14人。今だに同じ学校で定期的に学んでいる生徒はもはや2~3人で
- 卒業するのが困難
- 卒業してもホメオパスになるのが困難
- そのあと100人以上見ましたとなるともっともっと困難
- 結果をだすとるとさらに困難
ぶっちゃけ見まくっていても、全然結果出せない人も普通にいます。
つまり学校入るのも軽くないなら、出るのも軽くない。
また、本当のクラシカルであれば、クライアントの人生全部のブロック(阻害要因)が見えてきてしまうので、あれもこれもそれもどれも全部改善することができる反面。
気軽にためそっ、1回完結うふ!おしゃれでしょ安いヨ!
っていうのとは程遠いんです。
まとめ
本物のクラシカルホメオパシー
やることやっててもクラスで目立ってない、
でも・・・disられる!!
ま、そんなイメージですね
悲しいぞホメオパシー!!
しかし本当に効果もなくプラシーボでしかないものが、200年も続いていたり、王室の治療で使われていたり、インドで病院併設だったり・・・・するわけないですよね?
っとおもうのですが、とにかく以上の理由でdisられているホメオパシーでした。
最後にdisってる人へ、
ホメオパシーいじめないでね!!
ホメオパシーメールモニターはこちら
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※ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。