まだ感情のコントロール頑張ってるの?あなたが知らない4つの感情の法則

症状と心の問題を解決する専門家 ライフジャンプホメオパス世良純子です。

実は且つプランナーでディレクターでもあります。

一昨日の夜中にいきなり歯が痛んで、痛いからホメオパシーのレメディーでいったん痛みを止めて、昨日噛み合わせの不具合を直しにいったホメオパス世良です。

前回の私って鬱かも?本当の健康ってなんだい?身体と精神編

では、身体と精神の健康について語りました。

今日は健康の定義2回目、ホメオパシー見地による感情の健康についてお話しようと思います。

「感情の健康」ここは最も誤解されやすい部分で、昨今は特にスピリチュアル本(私はスピ本と呼んでいるが)や、自己啓発本が増えた為、誤った形で感情を「頭で考えてコントロールしようとする」傾向が一般的になってきました。

そして、そのことによってかえって混乱をおこしているクライアントさんをしばしば目にします。

そして、混乱しているのは、感情の健康に関する誤った解釈が蔓延しているからだとつくづく感じます。

今日は「感情の健康」の定義について話します。

心の病大国日本

精神疾患加え「5大疾病」 厚労省、13年度から医療計画に


厚生労働省は7日までに、地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病として指定してきたがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4大疾病 に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を決めた。職場でのうつ病や高齢化に伴う認知症の患者数が年々増加し、国民に広く関わる疾患として重点 的な対策が必要と判断した。

 既に社会保障審議会医療部会で了承されており、厚労省は医療計画に関するガイドラインに記載し、12月をめどに各都道府県に示す方針。多くの都道府県で2013年度以降の医療計画に反映させる。

医療計画は都道府県が作成するもので、5年ごとに更新。4大疾病に「救急」「災害時」「へき地」「周産期」「小児」の5事業を加えた「4疾病5事業」ごとに、地域で適切な医療が切れ目なく提供されるよう、病院の連携体制や数値目標を設定してきた。

厚労省が実施した08年の患者調査によると、精神疾患の患者数は約323万人。4大疾病で最も患者数が多い糖尿病(約237万人)を大きく上回り、がん(約152万人)の2倍に上る。

また、年間3万人に上る自殺者の約9割が何らかの精神疾患にかかっていた可能性があるとの研究結果もあり、患者の早期治療や地域の病院、診療所との連携が求められている。〔共同〕

出典:日本経済新聞

アメリカでは出世したり、夫婦関係が良くないと「セラピーへいこう」というのは一般的ですよね?

カウンセリング文化が根付いていない日本では、悩みの受け皿がないため、感情の問題がやがて病へと進行しやすいのです。

グーグルトレンドでキーワードを引いてみても「感情のコントロール」は急激増加キーワードでした。

多くの人が心の問題で悩み、自分の感情を自分でコントロールしようと頑張っている傾向がうかがえます。

そのようなニーズを受けてか、昨今は精神世界本がとてもポピュラーになり、「鏡の法則」とか「毎日ご機嫌でいる方法」とか、ビジネス本ですら「願えば叶う」を説くのが一般的になりました。

「感情のコントロール」は大変だし、しんどい

感情のコントロールでGoogle検索すると。

・深呼吸をしようとか

・人のせいにしていないか顧みる、とか

・とにかくポジティブな発言をするとか書いています。

ホメオパスである私は

「感情コントロール」は徒労に終わって意味がないと強く思っています。

・・・と、いうのは

自分が幸せいっぱいでエネルギーに満ち満ちていたら、人を見て嫉妬するとか、人のせいにするとかするわけがないんです。

つまり、ネガティブな感情というのは、基本エネルギーがないから感じてしまうのであって、

そのエネルギーが足りない状態で、無理して感情をコントロールしようとすると、そこでまたエネルギーを使うから、永続的エネルギー不足になり、それが鬱へと進行させるのです。

ホメオパシーではレメディーとったら「あれ?なんで私嫉妬しなくなったの?」ってことは普通におこりますが、それはレメディーでエネルギーを上げているからおこることなんです。

それから、ネガティブな感情というのは、たいていは自分の性格ではなく「感情の疾病」なんです。だから自分が良い状態になると同じ事が起きていても物事への解釈が違ってきます。

ホメオパシーでエネルギーを上げると、同じ出来事が起こっているままなのに、自分自身の受け止め方が違ってきます。

もちろん、ポジティブに考えようと意識して感情がなんとかなるのなら、それも良いのですが、

でも、無理してポジティブであろうとしている時は、とにかく一旦は頑張らくていいのです。

感情の健康 ステップ1 「どんな感情でも感じられる自由がある」~感じちゃいけない感情はない

感情

ホメオパシーでは感情の健康度を測る指標として、まず第一段階は、

どんな感情でも感じられる自由がある状態を指します。

感情の病で最も重いのは、「アパシー」感情が感じられない状態です。

虐待された子供などはこの状態になると言われていますが、かくいう私も、典型的なアパシーでした。

感情が感じられないというのは、「うれしい」「楽しい」といったポジティブな感情はもちろんですが、

「嫉妬」とか誰かへの「怒り」とか「浮気したい」とか、

そんなネガティブな感情ですら、「感じることができる状態」というのは実は、「感じられない状態」よりは健康なのです。

つまり「私はあいつが憎い」これが自覚できることは、

自分が感じている感情を受容できる強さがないとできないので

憎くないの!といって感情を抑圧しているよりは健康なのです

良い例が、あまりに辛いトラウマだと出来事を思い出せないという状態です。

それが思い出せるようになり、フラッシュバックがおこるのは、実は辛い出来事が全く思い出せない状態よりは、感情が健康になって来た証拠なのです。

昨今の「いつもキラキラいい人でいよう!」というヒーリングスピリチュアル本は、

真面目な人ほどネガティブな感情を感じている自分でいてはいけない!とコントロールしてしまい、自分の中にある感情を抑圧する傾向があるようです。

どんな感情でも感じることそのものに、良い、悪いはないのです。

感情の健康 ステップ2 「どんな感情でも表現できる自由がある」~感情的な人は悪いか?

怒り

感情が健康かどうかの指標の2ステップ目は、

ポジティブな感情であれ、ネガティブな感情であれ、それを表現できる自由があることです。

「うらやましい」「アイツ腹立つ~」「くそう浮気してやるう!」それらが言えている時点で実はさほど深刻ではないのです、言えない状態よりは。

それと表現できるということは、当然表現した結果も受け止めなければいけませんので、それが受け止められるだけの強さが求められるわけです。

つまりそれだけ感情に対して抵抗力があるってことです。

実例でいうと、1回失恋したらそれが忘れられなくて、ずっと恋ができない人よりは

失恋するごとに、「許せないー」といって表現ができて、また恋ができるほうが健康ってことです。

事実、いつもいい子の優等生よりは、言いたい放題の我儘娘の方がモテるって結構ありませんか?

それはその人達がより「自分の感情ニーズを表現できるだけの健康さ」があるからなのです。

ちなみにこのテーマで最近心屋仁之助さんが本かいていました。誤った形で感情を「頭で考えてコントロールしようとする」傾向が一般的になってきました。

日本人は感情を抑圧することを教育されて育ちます。

しかし、感情的な人というのは、果たして本当に「悪い」のでしょうか?

感情をゆりうごかすほど人に伝わることはありません。なんだかんだいって、感情表現が豊かな人のほうが欲しいものが手に入っているという現実があります。

感情の健康 ステップ3 「感じる感情を選択する自由がある」~スピリチュアル本指南はココ

これがやっとこさ精神世界本、スピリチュアル系本に書かれる

「感じる感情を選択できる状態~いつもポジティブでいる~」という段階。

私がクライアントさんを見て、とても誤解しているといるといつも思うのがこれ。

ステップ1も2もできていないのに、いきなりステップ3のポジティブな感情だけ感じようとして頑張って、

それをやるだけのエネルギーが足りないから、

ステップ1の段階で「自分が感じているネガティブな感情を否定してなかったことにしてしまうことで病理が深くなっている人」が結構います。

とくにヒーリングを勉強している人にこの傾向が強いです。

「私はいつもご機嫌だから別に上司が嫌いってわけじゃないんだけど」とか

「私がやったことと同じことが鏡の法則としていまおこっていて」とか、

一生懸命事実を解釈してよからぬ感情をもっている(と自分でおもってしまっている)ことをコントロールしようと頑張ってしまうのです。

これは無意識の間に強いストレスを自分にかけます。

そんな時私はいつもいいます

「おのれ、あやつ、腹立つ!!」と一旦おもっといたら?と

だからって本当に殺したいほど憎んでいるわけじゃないなら、いったんその感情はあるものはあるとして脇に置いておきましょうよ、とアドバイスします。

もちろんステップ1や2ができたら3に進むのは良いと思うのですが、

自分が本当にもやもやしている感情の正体はなにか?それがわかることが先だからです。

それにネガティブな感情があるからと自分を責める必要はありません。

そんなものはあなたにも私にも、誰にでもあるからです。

感情の健康 「いきすぎたパッションからの自由」~ドラマにはなるけど実は不健康

あとひとつ、4つめの法則です。

これメディアでは美談みたいにとらえられがちなんですが、

いきすぎた情熱、情熱のトリコ状態というのはホメオパシーでは感情の病と判断します。

尾崎豊が自殺したなどは、行き過ぎたパッションでバランスがとれなくなった事例です。

表現する人は内面が繊細だから、バランスがとれなくなりがちです。

というか?アーティストなどは表現で内面のバランスをとっている場合があります。

好きで好きでたまらないから、もうすべてを犠牲にして相手につくしてつくして・・・というのも情熱の虜に該当します。

余談ですが・・・・「俺の財産をすべてつぎ込んで会社をつぶしてしまったが、彼女を助けたい!!」とか宝塚の演目では普通にある設定ですが、そういうのは感情の病ともいえるでしょう。

まとめ

「その状態は健康かどうか?」ホメオパシーでは何を語るにも、この軸をもって査定してゆきます。

「精神と感情の健康の法則」この理論を知っておくと、騙されにくくなるし、人を見抜けるようになります。

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※ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。

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