症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家 ライフジャンプホメオパス世良純子です。
私は世界的ホメオパスの学校でクラシカルホメオパシーのメソッドを習いました。
自分の新規のお客様はホメオパシーで問題解決するわけですが、
一方、自分でレメディーを飲んだり、どこかでホメオパシーを受けてから具合が悪くなった、助けてほしいといった問い合わせも受け、お助けすることも担当しています。
そこでよく聞く質問なのですが、ホメオパシーは受ければ必ず好転反応という悪化がおこると誤解されていますが、間違いです。
さらに好転反応で必ず苦しんで苦しんで地獄のような状態を耐え抜くものだ!と教えているところもありますが間違いです。
ホメオパシーの好転反応について誤解が多々あるので基本的なお話しを書きました。
前回は皮膚症状の悪化について書きましたが、今回はホメオパシーの反応でもよくおこる頭痛を取り上げたいと思います。
ホメオパシーでおこる頭痛は好転反応?
好転反応の場合もそうではない場合もあります。
頭痛は主訴が悲しみや胃腸、婦人科系など他の症状が問題解決するときに軽い形で頭痛が出てきて、その後主訴(解決したい問題)が解決するとともに頭痛が消えるというパターンがあります。
もうひとつは後で解説しますが、よい反応として長期頭痛が起こる場合があります。
ホメオパシーで混乱の末、重い頭痛がでるというのはそれほど聞きません(ないとは限らない)、ただし症状の抑圧の末頭痛が出ることはあります。
ホメオパシーの失敗や混乱は、頭痛よりは他の奇妙な症状や皮膚症状として出る方が多い傾向がある気がしますが、それらの反応はそれほどきつくなくすぐ終わるものもあります。
ホメオパシー前にこの症状があれば頭痛が出る、または長引く
その方がマインドの問題をもっていた場合、ホメオパシーの好転反応で頭痛が長く重く出ることが多いです。
マインドの問題?何それ?ですよね、詳しくは「私って鬱かも?本当の健康ってなんだい?身体と精神編」に書いていますが。
マインドの症状とは一部の例を挙げると
- 鬱などの精神症状がある
- 妄想がある
- 固定観念や自分に合わない誤った考えに支配されている
- やる気が出ない、物忘れがある
- 頭でクリアに考えられない、考えが出てこない
などなどです。
4~5であれば比較的頭痛が短くすみます(重さにもよるが)。
しかし、1~3特に1のように長く精神症状を患って精神薬をとっていた人は改善の過程で長期頭痛がおこります。
これはマインド・脳の重い症状が身体に移動した改善の現象です。
固定観念、おかしな信念を持っていても改善反応で頭痛がおきる
判断が難しいのは3です。
固定観念はホメオパシーでは疾病と判断します。理由は「自由に考えることができない状態」だからです、詳しくはこちらをどうぞ。
・・・・が、この固定観念というのがとっても見分けにくいのですが。
「何がなんでも●●! という信念でどんなことでもやる」極端な例がテロやオーム真理教信者が殺人を行うなどの例です。
もっと軽い事例では「絶対男性と付き合うのは悪だ!」・・・も、病的ってわかりますよね?
これは現実には割とあるんです、「極端な性的なことへの禁止や恐怖」です。
ここまでは「家族や」「なにか」に「洗脳された」とわかるわかりやすい事例ですが、洗脳は日常にもあります。
- 「絶対一流大学出てないとクソだ!」
- 「金もってない人はクズだ」
- 「玄米採食以外はだめだめだめだめ!」
- 「とにかくキラキラしていてかっこいい仕事をしてないと悪だ!」
- 「●才までに結婚しないとしないとしないと」
「えええ、私のお母さんやん?」とか「私の友達やわ!」って思うでしょ?
実はこんなのもマインドの症状と読みます。
意外かもですが症状と査定するのが③です。
特定の健康法にこだわっているのは病的であることが多いのです。
たまには白米たべてもいいよね、くらいの緩さがあればいいのですが、1回でも玄米以外を食べれば死ぬ!みたいな勢いはマインドの症状です。
たまに厳格な玄米菜食のヨガ講師が若くして癌になる、などの場合はマインドに固定観念や強い恐怖ががあったなどの事例です。
この状態に陥ると、明らかに体に悪いのに合わない健康法や合わない療法をやり続けます。
固定観念は、病的さがあれば症状なのですが、どこからが病的?というのはなかなか見分けがつきにくいのです。
コツはその考えの裏に不安や恐怖、極端さがあるかどうかです。
それとホメオパシー症状があるかどうかなのですが、この領域になるとホメオパスにしかわかりません。
簡単にいうと「極端な1通りの考えにはまって」「人を判断していたり」するのはマインドの症状なんです、頭に1回路しかないような感じです。
なのでホメオパシーの改善過程で頭痛がおきやすいです。
反対にこういった症状がなにもないのに、頭痛が長引いているなら好転反応ではないかもです。
上記と同様に
イライラ、嫉妬、自信がない、感情のアップダウンが激しい、強い悲しみなどがあってもホメオパシーの改善の過程で頭痛が出る場合もあります。
頭痛はホメオパシーで抑圧すると危険、セルフケアも要注意!
頭痛は好転反応で軽く出る場合は、そのうち消えるので問題ないのですが。
精神症状の改善の過程で長期にわたって長く出る場合もあるので、その場合は頭痛を抑えようとして、あらたに別のホメオパシーのレメディーを出すと内部が混乱して全体が悪化してしまいます。
また、他の重い身体の症状の改善過程で頭痛が出る場合もあるので、頭痛は単体でケアする(ホメオパシーで抑えようとする)と失敗しやすいです。
頭痛というものは軽く査定されがちですが、重い病気が潜んでいる場合があります。
また、ホメオパシーの世界ではセルフケアで気軽に頭痛を治そう!とか書いている場合があるのですが、とても危険です。
セルフケアでは頭痛を対処しないか?対処する範囲を守ってケアすることが大切です。詳しくはこちら自然療法が好きなあなたに知っていてほしい、ホメオパシーで頭痛を治そうとするのは危険です
いずれも
- 一度に何種類ものレメディーをとっている
- 混合レメディーをとっている
- 一度にハイポテンシーのレメディーを何種類かとっている
- 全体的にどんどん身体がしんどくなっている、疲れやすくなった(注:「眠い」は除く)
場合は好転反応ではなく、単に悪化させているだけの場合もあるのでチェックしてみてくださいね。
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【まとめ】自分の性格で悩んでいる人は知らなきゃ損!潜在意識丸見えすぎのホメオパシーQ&A
そんなことが理由なの?ホメオパシーで読み解く頭痛・偏頭痛 症状の原因の奥にある、あなたの心の問題
※このサイトにおける「症状」とはホメオパシーの症状を含みます。
ホメオパシー の説明上、好転反応、治療、治す、改善という言葉を使用しておりますが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果、改善する場合があるということを目指すものであり、医療行為や治療行為ではありません。
レメディーは薬ではありません。医師からすすめられた医学的に必要な治療は必ず受けることを推奨します。
医療行為や治療を拒否することをすすめ、ホメオパシーのみで治そうとする行為や、薬でバランスをとっているときに全てやめさせる行為は、ホメオパシーとして誤りです。