症状と心の問題を解決する専門家 ライフジャンプホメオパス世良純子です。
実は且つプランナーでディレクターでもあります。
歯が痛くて、病院で頻繁に痛み止め飲んで、神経抜かないとダメといわれましたが、
ホメオパシーのレメディーで頭痛もなくなり、歯の痛みもなくなり、今病院に行く前の状態に除々にもどりつつあるライフジャンプ ホメオパス世良です。
しかし眠い!!! そう、レメディーが効くと眠くなることがあるんですわ。
前々回感情の健康度についてお話し、男性女性の病みやすさの違いについてお話しました。
男性は精神を病みやすい、女性は感情を病みやすい男女の違い心の病、恋人の悩みを理解してぐっと近づくためのポイント6つ
今日は「女性は感情で病みやすい」の事例であり、
感情を抑圧することがいかに身体に悪いか?ということの具体例をお話しましょう、私の体験談です。
感情の健康のステップ 前々回のおさらい
以前感情の健康の法則についてお話しました。まだ感情のコントロール頑張ってるの?あなたが知らない4つの感情の法則
ホメオパシーでは
① ポジティブな感情でも、ネガティブな感情でも「感情を自由に感じられる」
② それらの「感情を自由に表現することができる」
の順で健康になってゆくとお話しました。
失恋の例でいうと、
ちゃんと悲しみや、後悔や、寂しさも感じ、
それを表現することもできるけれども、
彼のことが忘れられない・・・といった感情に振り回されずにいることを選択することが可能だ、ということです。
なんか・・・・・・・理想的ですよね!!!!!
しかし、日本は文化的に感情を抑えることを「良いこと」とする教育がなされています。「泣いちゃだめ!」「いつも笑顔でお客様に!」と、理不尽なことをいわれても泣かないで笑顔でグッと我慢することが求められます。
つまり、ネガティブな感情を感じたり、表現しないように抑圧して行動することが、美徳になっています。
日本では、感情の抑圧が日常無意識的に行われていて、自分が感じている感情がわからなくなる人が多いのです。
負の感情も自由に表現する子供
自由に感情を感じて、自由に表現している健康な人とはどんな人でしょうか?
・・・・・・・・・その代表例が、子供です。
子供はおもちゃをあげたら「嬉しい~おねえちゃん好き~」と嬉しさを表現しますよね?
ところが、ご飯の時間だからもう遊びは終わりだよ!というと、途端「お姉ちゃん嫌い」といって怒り出し、バンと叩きます。
これが、自由に感情を感じて、自由に表現している状態です、こんなこと会社でやったらヤバいですよね???
こんな子供も、やがて家で、幼稚園で「そんなわがままいっていてはいけません」と言われ、感情のコントロールを覚えはじめます。
「前向きキラキラ本」の誤った使い方で、感情が抑圧される
感情の抑圧については、さらにそれを後押しするような傾向があります、前回も書きましたが、昨今の「ヒーリング系前向き本」です。
今や精神世界だけではなく、ビジネス本でも、美容本でも「モデルが教えるたった7日で綺麗になる心の法則」とか「引き寄せの法則」とか「成功する考え方」と、心の在り方が重視されてきています。
「ネガティブなことは考えないこと、考えたらそれが現実化しますよ!」 「いつでも前向き、感謝してね」 「成功している、成功していると思い込みましょう」。
もちろんこれは、 ベースができていたり、エネルギーがあれば、とても有効なアドバイスになります。
・・・・・・・・・が、
本に書いていることはあくまでも、
広く一般的なアドバイスであって 「たった今、あなたの状態を見たうえで、あなたに向けている個別のアドバイスではない」 ということです。
あなたが今、前向きに考えるべき時なのか?あなたが今、抑圧しているネガティブな感情を開放すべき時なのか?を本は見極めてはくれません。
それと、あなたが、そういう本を手に取っている時点で、あなたは真面目な人であり、
自分のネガティブな感情をよろしくないと否定する傾向があり、
ポジティブになろうと頭(マインド)を使って感情をコントロールしようと「考える」傾向があるわけです。
なので、あなたが
①どんな感情でも感じられて、
②それを表現していようが平気でいられるタイプ
ではないということがわかるわけです。
じゃあ今から③にすぐいけますかね?
しばしばこういったメッセージは無意識下レベルでは、
「わたしってこんな、こんな悪いところがあるから振られたのね!」とか
「自分が変わって職場環境をなんとかして」などと罪悪感をもたせ、
「ネガティブなことを考えたら不幸になるんだ!」という不安を煽って
「ポジティブを一生懸命させ」
あなたがそもそも感じていたネガティブな感情を、なかったこととして無意識下へと追いやる傾向があります。
悲しい失恋をしても、立ち直って前向きに活動していた私
感情の抑圧が自分でなかなかわからなかったという私自身の事例についてお話しましょう。
昔々、5年もつきあって、結婚話まで出ていた彼と別れました。
とてもうまくいっていたし、私も安定した大企業に勤めていたのですが、会社は好きだし人間関係もいいけど、どうしても本当にやりたいことではなく、転職しようとしていました。
仕事でボロボロになりながらも、転職活動がうまくいかなくてイライラしている私に、彼は助け舟として結婚しないかといってくれました。
またこれ話すと長いから別の機会に書くけど・・・、
最終的にはようするに私は転職には失敗するわ、そんな大変なときに彼には捨てられるわ、大企業は辞めるわ、ってけっこう悲惨な状況に陥ったわけです。
当時の私はヒーリングにどっぷり浸かっておりましたので、詳しくはプロフィールをどうぞ感情を出すことが有効で云々なんて法則もよくよく知っていました。
しかも、「感情を出すワーク」で日本の第一人者と言われるヒーラーのカウンセリングも受けていました。
とても悲しい失恋だったんですが、私、失恋しても、ほんっと冷静だったんです・・・・?
少し泣いたけど、その後悲しみつづけたり、友達に愚痴ることもありませんでした。
「相当悲しかったでしょ?」と心配されても平気でした。ヒーリング系お仲間は悲しい話も受け入れてくれましたし、当のヒーラーだって、結構元気そうじゃん?前向きだね!って言われていました。
私の生い立ち思えば、失恋というショックは相当傷ついてもおかしくないのに平気だから
「私はヒーリングをいろいろ理解できているし、強いんだ」まさに私③「感情から自由になっている状態だわ」と自分で思っていたんです。
その後、私は、彼と別れて、会社も辞めて、ひとりっきり孤独の中で、ガラスの作家活動を始め、いくつかの実績もだし。
やがてもう一つの夢であった化粧品会社の仕事にも就いて、努力し、その間にいくつかの苦しい恋もしました。
その中で、ああ本当に好きな人に出会うってなかなか難しいんだなあ・・・、とは思ったけど、結構よろしくやっていました。
彼のことなんで思い出しもしない頃、失恋の抑圧のレメディーをとった
彼と別れて8年後、私の今の師であるホメオパスと出会いセッションを初めて受けました。
で、彼と別れて10年後、私に「失恋の悲しみを抑圧している」症状が出てきて、そのレメディーをとったんです。
ところが・・・・・、その後とんでもないことが起こったんです!!!!!!!
今まで彼について思い出してうじうじすることも、復縁したいと望むこともなかったのに。こんな夢を見たんです。
私は空を飛んでいました、そして彼に会いに行くんです「とっても遭いたい、一目遭いたい」と、彼を見つけた時彼のところに飛んで行った瞬間に、
私は真っ暗な場所で魚になっていて、大きく口を開けていました。
魚になった私の喉の奥に糸のついた釣り針が落ちてゆきました。ぐーーーーーーーと、深く深く、うーーーんと深いところまで針がはいっていって
「なにかにひっかかった!」という手ごたえがありました。
釣り針はそれをひっかけて何かをお腹の底からひっぱりだし、私の口からげぼおぉぉお~~~~~~~~!!って取り出したんです。
その瞬間、 パチッ と目が覚めました・・・・・・・・
私は突然「うおぉ~~~~~~~~~~~~~!!!!!」って勢いで「おたけび」のごとく泣き始めたんです、
彼と別れたことが悲しくて、悲しくて仕方がなくなりました。
あまりの悲しみに痙攣していました、布団かぶってないと、泣いて叫んでいるから近所に聞こえるよねってくらいの声でした、猛獣のように泣き叫ぶ!という感じでした。
どうして私を見捨てたの?という悲しみ
私が感じたのはその気持ちでした
そんな感情別れた時も、いままでも感じたこともなかったのに
私は、10年間、「悲しみ」という感情を、抑圧して、悲しみを受け入れることができなかったんです。あまりにも悲しすぎて・・・・・。
言えなかったその一言
いかないでも、見捨てないでも、さびしいも、私のやりたいことわかってほしいも言えなかった。
当時の私は、プライドが高すぎて、その分だけ弱すぎて、なにもできなかったんだと思います。
だからヒーリングがどうたらとかいって屁理屈こねては「わかったつもりで」状況を俯瞰しているつもりだった、んだと思います。
しかしね、失恋したあいなし私本当にヒーリングオタクだったんですが、ヒーラーの彼ら、彼女たちはどうしてそれが見つけられなかったんでしょうか??????
ホメオパシーでは本人も自覚できない潜在意識に隠れている抑圧した感情を、文字通り底から引っ張り出して、癒すことができます。
それができると、その人は変わります。
当時私には失恋という感情を抑圧することによって治らない身体の症状がありました。
ついでに、いつもなんだか恋愛がうまくいきませんでした。
そしてそれらは、10年前の失恋の悲しみを感じきることによって、除々に治ってゆきました。
その後私は自分の感情と言うものとの付き合い方すら、すっかり変わってしまいました。
私、今、昔よりもずっと感情を感じやすい人になって、自分の感情を率直に表現もし、すぐ怒るし、すぐ泣きます。
そしてはっきりものも言います。
でも、感情上のストレスがかなり減ったんです。
その場で表現するから、嫌なことはさっさと忘れてしまうこともできるようになりました。
・・・・・・もちろん消化が難しい感情もありますが、少なくとも自分の苦手分野の感情を知っているから
「私にはそんな感情はないんだわ!」と嘘つかないで済むし、無理もしないで済みます。
まとめ 自分の感情ってなかなか気づけないもの・・・
エネルギーがあがると感情が感じられるようになる
クライアントさんがホメオパシーに来ていただく時、「感情に問題があるんです」ってくる人は少ないです。
本人は、そんなこととは関係がないと思っている身体の症状できますが、話を伺っていると、その症状が、感情の問題が原因で起きているとわかってきます。
ではなぜホメオパシーでそれらの感情がある、と感じられるようになるのかというと?
レメディーでその人という生態の「エネルギーがあがる」から、ネガティブな感情を感じるだけのスペースができるんです。
当時の私は、彼と別れることが辛いって事実そのものを受け入れられないくらいに「弱かった」のだとおもいます。
感情の問題があって →
それが身体の症状にまで顕在化するまで には、かなりの感情上のストレスが継続されているか、
短期間でも、もかなりの強いストレスがかからなければ身体に症状として顕在化してこないのです。
ですから、身体に症状として出ていて、自分で感情の問題に気づけていないときは、受け入れたくない感情を感じないようにするために、けっこうな量のエネルギーを使っているのです。
感情を感じないと、省エネできるから抑圧する
さて、みなさんこんな話聞いたことありませんか?
人は最悪の環境に居続け、嫌な目に遭いつづけることよりもそこから行動して「変わることをもっとも恐れる」といった言葉です。
その通りで、人はストレス下の環境にあっても「今の状態から変わる」ということに恐れや抵抗を感じます。
現在の生き方なり、仕事なり、人間関係なり、恋愛関係なり、結婚関係なり、に違和感を感じていても、人は現状維持をしがちです。
そしてその「変わる」ための行動を起こすという原動力になるのは、怒り、であったり 感動、であったり 強い愛情、であったり、悲しみ、であったりという感情が行動のきっかけをもつくりだします。
感情は感じるのにも、表現するのにもエネルギーが必要になるのです。
一方、今の状態を維持することを選びがちなのは、それが一番エネルギーを浪費しないで済むからなのです。
たとえば、今の職場が既にもう嫌なんだとわかっていても、同僚といつものように、愚痴をいって飲んで発散することはエネルギーも使うけど、会社辞めようと行動するよりはエネルギーは使わないのです。
たとえば、夫に暴力ふるわれていても、ワタシが悪いんだ、と合理化したりして、怒りで胸の内がふるえていても、それを抑圧して感じないよう にするほうが、楽なのです。
なんでって?
その怒りの感情を感じたら、あんな夫別れてやる・・・・・・・・!って行動をおこしたくなってしまうからです。
すくなくとも行動できない自分と葛藤するからです。
だから感情なんて感じないほうが省エネで済むんです。
スタフィサグリアという怒りを抑圧する人の為のレメディーがあるのですが。
不思議と夫に暴力や、言葉の暴力振るわれている人は、このレメディーをとると・・・
最初にエネルギーが上がって「夫に不満はないけど資格を取り始めた」とかいい自立しだします。
でもっとエネルギーがあがると「夫に不満があるとわかってきた」ってなって。
もっとエネルギーがあがると「夫に爆発していってしまった」ってなって。
わかってくれたら改善に向けてエネルギーを使う。夫がわかってくれないと離婚、でも離婚できるだけのエネルギーがあるから。
離婚するまで戦う!ってなるんです。
・・・・・不思議でしょ。
感情の抑圧・・・・・・・・・・ちょっと、ややこしいですよね?
気づかないトラウマはありませんか?
シリーズ記事はこちら【恋愛心理学まとめ】奥手女性のための恋の悩み相談室、恋愛本からセックスまで必読!失恋から立ち直るなら一発で治るコレ!知らないと損するホメオパシーで治る意外なコト8つ –Vol.1-
同じパターンの恋愛を繰り返すあなたが、失恋から立ち直れる最強の方法
※ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。