症状と心の問題を解決するホメオパシーの専門家、ライフジャンプホメオパス世良純子です。
クラシカルホメオパシーではどちらかというと予防接種を推奨していません。
ところがある日本のホメオパシー団体は熱狂的に予防接種を「悪」とみなし、接種をした子供には対処療法的標準的ホメオパシー治療をすすめます。
いままでドイツ薬局でレメディーが売っている状況、病院でレメディーが出ることなどをお伝えしてきました。
今日は、ドイツ全土の現状ではありませんが、ドイツデュッセルドルフ在中の日本ホメオパスにドイツの予防接種事情を取材しました。
今日の記事は
- 子供の予防接種をどうしようか迷っている方
- ドイツと日本のホメオパシーの違いについて知りたい方
- ドイツと日本の医療の認識の違いについて知りたい方
におすすめです。
ドイツでは子供に予防接種をしない選択も日本ほどハードルが高くない
ホメオパシーでは予防接種は身体の本来の免疫を偏らせ、混乱させる可能性もあるため予防接種を推奨していません。
そのためホメオパシーを学んだ親はお子さんに予防接種をしたがらないのですが、
日本だと学校でも病院でもその交渉が難しく、悩んでいるお母さんも多いようです。
ドイツでは予防接種の現状はどうなんですか?
予防接種を打たない選択をするのはドイツのほうが簡単でした。
ドイツで医師兼ホメオパスのところにいって予防接種をしたくない事を相談したのですが、
病院でもちゃんと予防接種をしないことを肯定して病院の先生が学校にレターを書いてくれたんです。
それは驚きですね、
日本だとシュタイナー教育をお子さんに施しているお母さんは教育も自分なりの方針をもってやっているのに、予防接種はそうはいかないようで。
予防接種したくないと学校に交渉するのも病院に交渉するのも大変で、子供への虐待だといわれるとよくきくので。
何とドイツの病院の先生がレターを書いてくれる上に、
予防摂取を打たないことによって万一なにかあってもこの病院に相談に来てくださいと言ってくれました。
それどころか「この子が生命力が強いのは予防接種をしてないからだね」とまで肯定的に言われました。
病気への恐怖が予防接種を促進する
実は私子供の頃卵アレルギーだったんです。
予防接種に卵をつかっていることがあるので、アナフィラキシーショックを起こす可能性があるから、医師の判断で念のためということで私自身が予防接種ほとんど打ってないんですね。
だからといって特別ほかの人よりインフルエンザや病気に罹りまくっていた印象がないので、
実体験としてそんなに予想接種を打たないとダメだという恐怖が私に少ないんです。
アナフィラキシーショック
インフルエンザワクチンの接種液の成分によってアナフィラキシーショックを呈したことがある方。
インフルエンザワクチンにより、アナフィラキシーショックを呈した方には、接種を行いません。
また、卵等でアナフィラキシーショックをおこした既往歴のある方にも、接種を行いません。
この規定は、一般的な卵アレルギーについて規定したものではありません。一般的なアレルギーについては、後述します。当院で接種できない方、注意が必要な方
- 未就学児で、現在までインフルエンザ予防接種の経験のない方
→初めての接種については小児科での接種をお勧めします。- 卵アレルギーのある方
→接種当日、院長による確認のうえ、問題なければ接種します。- ~5 略
私は日本脳炎以外打っていません。
インフルエンザの予防接種は一度も打ったことがありません。
ホメオパシーの世界では予防接種で必ず免疫ができるとは限らないから、予防接種は打っても確実ではないということも教えます。
一方、通常医学では大人になっても子供の時かかる病気にまだ罹ってないと怖いから早く予防接種を打て場確実という考えがあります。
妊娠した時「はしか」に罹ってないなら子供に影響あるから予防接種せよとか、大人になっておたふく風邪に罹ると怖いから予防接種せよとかいわれますよね?
これまたの機会に話したいのですが、免疫って案外曖昧なものって習ってはいたんですが本当だなって。
私一度病院で調べたら罹ったはずの病気の免疫がなくて、罹ってない病気の免疫があったんですよ。
だから何が何でも予防接種打たねばならぬ!!っていうのはマインドコントロールのような気すらします。
おたふく風邪、風疹、水疱瘡、子供の罹る病気に予防接種は必要か?
私はクラシカルホメオパスだから予防接種はお勧めしていませんが、熱狂的に反対はしていません。
交渉が難しい学校も病院もあるし、そのために戦うことでお母さんが苦しむなら打つのも致し方ない場合もあると思っています。
世良さんは絶対反対ではないのですね?私も同じですが、それは子育ての実体験がもとになっています。
6か月目の子供が100日咳に罹って7か月目に予防接種つかうんですが、私はホメオパスなのでレメディーで対応できるから予防接種を打ちませんでした。
現代医療だと100日咳できく薬がないから予防接種を打ちますよね?
ところが、うちの湿疹だらけの子が100日咳に罹ったあとすっかり湿疹が治っていたんで、子供が罹る病気に罹ることで他のもっと問題のある病気を乗り越えられる力がつくのではないかと感じたんです。
だから子供がかかる病気って実は子供を強くしているんじゃないかな?って思うようになったんです。
あ、そうなんですって、わたしは先生がドイツ人のドクターホメオパスだったからそう習いました。
「風疹」とか「おたふく風邪」とか「100日咳」といった子供が罹る病気は病気になることでその子の免疫を鍛え、教育するために罹っていると。
だから、罹ることでむしろその子の生態は強くなるって。
だから、それらの病気に罹ったとしても1週間休むだけだから、予防接種をする必要はないと。
ただ、ポリオはかかると麻痺になるリスクがあるから自分なら子供にも打つといっていました。
日本のいきすぎた一部のホメオパシー流派の「予防接種諸 悪の根源」説がお母さんを追い詰める
やはり考え方はバランスですね。
本当に必要なら予防接種を打つのもいいでしょうし、必要もないものなら打たなくてもいいでしょうし。
ところが日本では予防接種絶対派は、打たないと保菌者か何かのように言う。
一方ホメオパシーでは予防接種を打った=今の病気の諸悪の根源 が如くに言って、お母さんを追い詰めるんですよね。
これはまたの機会にお話ししたいとおもいます。
生態本来の自己治癒力を信じているドイツの医療
前回取材した、ドイツではインフルエンザに罹ったら会社も学校も休むのが当たり前だから予防接種を打つ必要がないという言葉が印象的でした。
ドイツのほうが人間の生態の自己治癒力をちゃんと信じていて、働くことも健全な意識のような気がします。
日本だと何が何でも仕事にいかなければいけない、という価値観そのものがおかしいのに、
仕事と学校に行くためには何が何でも予防接種を打たねばならぬ、ならぬ、ならぬになっている気がします。
ま、かくいうわたしも・・・・・。
ホメオパシーのご予約がつまっているときにインフルエンザに罹って本当は1週間寝ておきたいとことでしたが、無理やりホメオパシーで熱下げましたから働きすぎかもしれませんが・・・。
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※ここでいう症状とはホメオパシー症状も含みます。ホメオパシー の説明上ここでは仮に治療、治す、改善という言葉を使わせていただきましたが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果改善する場合があるというこ とを目指すものであり、医療行為でも治療でもありません。また、レメディーは薬ではありません。医学的に必要な治療をうけるべき時に治療を拒否することを すすめホメオパシーのみで治そうとすることや、薬でバランスをとっているときに全てやめさせることは誤りです。